みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、運動会のおすすめ絵本のご紹介です。
運動会がテーマと、ひとくちに言ってもさまざま。
おなじ運動会を描いた絵本でも、ほんとたくさんあるんです。
シンプルなものから個性的な運動会まで多種多様。
人、動物、虫と、絵本のなかではいろんな運動会が開催されていますからね。
それでは「よーいどん!」
おもわず走り出したくなるような絵本ばかりを集めてみました!
もくじ
絵本も楽しい運動会
運動会といえば「秋」の風物詩。
だけど最近では「春」に運動会をするところも増えてきましたね。
絵本でもロングセラーも含め、まだまだ秋の運動会が多いです。
これから発売される運動会の絵本は、春らしくなっていくんでしょうか。
そんな楽しい運動会。
紅白に分かれて、かけっこ、玉入れ、つな引き、リレー。
勝っても負けても、みんなで笑って楽しめる、思い出に残る運動会がいいですね。
運動会がテーマのおすすめ絵本9選
絵本ソムリエのニコパパが、運動会がテーマのおすすめ絵本を9冊選んでみました!
だいたい1歳から5歳くらいの子どもが楽しめるようなラインナップになっています。
それでは、年齢順にご紹介していきますね。
ようい どん
対象年齢:1歳から
出版社:福音館書店
出版年:1986年9月
ページ数:24ページ
まずはじめは「くまくんの絵本」シリーズのなかの1冊。
運動会をテーマにした、とってもかわいらしい絵本です。
「ようい どん!」と、 くまくんは障害物競走にいどみます。
平均台、鉄棒、跳び箱と、挑戦しては失敗ばかり。
だけど、落ち込むどころか、くまくんの表情はとっても楽しそう!
「上手にできることより楽しむことが大切」
そんなメッセージを届けてくれるような、やさしい作品。
赤ちゃん向けのシンプルな運動会絵本です。
ジャッキーのうんどうかい
対象年齢:2歳から
出版社:ブロンズ新社
出版年:2006年8月
ページ数:36ページ
「くまのがっこう」シリーズ第6弾。
今回の舞台は運動会です。
12兄弟の末っ子、いちばん小さなジャッキーが奮闘します!
大きなお兄ちゃんたちに勝ちたくて、かけっこの猛練習。
努力のかいもあって、ジャッキーが1等賞かと思いきや……
最後はジャッキーと、みんなで一緒にゴール!
やさしいお兄ちゃんたちの家族愛も感じられる素敵な1冊。
「運動会にむけてがんばろう!」
そんな気持ちになれる絵本です。
むしたちのうんどうかい
対象年齢:3歳から
出版社:童心社
出版年:2001年9月
ページ数:32ページ
林のなかで開催される、虫たち運動会を描いた絵本です。
デフォルメされた可愛らしいトンボにバッタ、カブトムシ。
大小、さまざまな虫たちが所狭しと動きまわります。
それぞれが得意なこと、自分の長所を活かして楽しんでいます。
あんまり楽しそうだから、一緒に参加したくなっちゃいますよ!
どのページも、虫、むし、ムシで迫力満点!
虫に興味がでてきた子どもに読み聞かせてあげてほしい1冊です。
迫力いっぱい! にぎやかな虫たちの愉快な絵本『むしたちのうんどうかい 』
よーいどん!
対象年齢:3歳から
出版社:童心社
出版年:1998年8月
ページ数:32ページ
「ピーマン村の絵本」シリーズの1冊。
ピーマン村は運動会の季節です。
スタートの合図は、よーい……「うどん!」
いきなりのダジャレにおもわずクスッとなっちゃう。
そのあともテンポよくでてくるダジャレに、なんだか力が抜けてしまいます。
子どもたちが走って、泳いで、跳んで、借りて。
一生懸命、元気にゴールを目指します。
ついつい笑顔にこぼれる楽しい1冊です。
よーい「うどん!」 クスッと笑えるピーマン村の運動会絵本『よーいどん!』
こぶたのブルトン あきは うんどうかい
対象年齢:4歳から
出版社:アリス館
出版年:2006年9月
ページ数:32ページ
おすすめ運動会絵本の5冊目は、こぶたのブルトンシリーズ第4弾。
こちらも中川ひろたかさんの作品です。
動物たちの運動会、のなかに……だるまがひとり。
ツッコミどころ満載の珍妙な運動会。
ズルあり、オナラあり。
やりたい放題、もう、はちゃめちゃです!
主人公のブルトンは運動が苦手なので、同じように運動が苦手な子どもは共感できるかもしれませんね。
ツッコミどころ満載のはちゃめちゃ運動会絵本『こぶたのブルトン あきはうんどうかい』
とんぼの うんどうかい
対象年齢:4歳から
出版社:偕成社
出版年:1972年12月
ページ数:32ページ
運動会の帰り道、ギャングこうもりに襲われたとんぼの子どもたち。
運動会で得た知恵と勇気をふるい、見事こうもりをやっつけます。
前半は、ほのぼのとした赤とんぼたちの運動会ではじまり。
後半は突然現れたギャングこうもりによって、ちょっぴりハラハラする展開に。
「泣いていたって仕方がない」
「自分たちに何ができるかを考えて行動しよう」
そんなメッセージを伝えてくれる、秋の読み聞かせにもぴったりな1冊。
運動会のシーズンになると読み返したくなるロングセラー絵本です。
ギャングこうもりに負けないぞ!秋にぴったりのロングセラー絵本『とんぼのうんどうかい』
よーい、ドン!
対象年齢:4歳から
出版社:はるぷ出版
出版年:2013年9月
ページ数:32ページ
どこもかしこも人、人、人!
絵本を埋めつくすほど、たっくさんの人が登場する愉快な運動会です。
一体この1冊のなかに、どれだけの登場人物がいるんだろうか気になるところ。
ウォーリーを探せ的な感じで、絵探し絵本としても楽しめます。
その細かい描き込みは、いつまで見ていても飽きませんよ。
障害物競走、パン食い競争にムカデ競走、大玉転がしなどなど……
みんなで走って、のぼって、転がして、ダンスをして。
とってもにぎやかな大運動会の絵本です。
10ぴきのかえるのうんどうかい
対象年齢:5歳から
出版社:PHP研究所
出版年:1999年9月
ページ数:38ページ
「10ぴきのかえる」シリーズ第9弾。
ひょうたん沼のかえるたちの運動会です。
みんなは大はりきりで運動会に挑んでいると、そこに真っ黒くろの雲が。
ぐんぐん近づいてきて……突然の竜巻に、運動会はめちゃくちゃに。
さらに、沼1番の年寄りカエルがトロフィーと一緒に風に飛ばされたから、さあ大変!
楽しい運動会から一転、年寄りがえるを探しにいく冒険がはじまります。
「運動会が悪天候で中止になっちゃった……」
そんな日に、落ち込んでいる子どもに読み聞かせてあげたい1冊です。
さかさことばで うんどうかい
対象年齢:5歳から
出版社:福音館書店
出版年:2015年6月
ページ数:32ページ
ラスト9冊目のご紹介は、個性的で愉快な運動会絵本です。
上から読んでも下から読んでも同じになる「回文」
そんな回文だけで1冊描いちゃいました。
どのページをひらいても、もう回文だらけ。
さかさことばで繰り広げる動物たちの運動会です。
さらに選手である動物たちの、とぼけた表情がまたいい!
文章だけでもイラストだけでも愉快な作品。
それが一緒に読めるんだから、おもしろくないはずがない!
上から下から、何度も読み返したくなる、あそび心満載の1冊です。
上から読んでも下から読んでも楽しめる!愉快な回文絵本『さかさことばで うんどうかい』
おわりに
以上、9冊の運動会絵本をご紹介しました。
どうですか?
なんだか走りだしたくなりませんか?
躍動感に溢れる絵本を読んでいると、つい体を動かしたくなりますから。
読む人の心を動かす作品に出会えるのって素敵なことですね。
以上、おもわず走り出したくなる!疾走感あふれる運動会がテーマのおすすめ絵本9選のご紹介でした。
おしまい。
FACEBOOKでコメントを書く