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〜絵本ソムリエのおすすめ絵本紹介〜

めっちゃおもろいやん! 関西弁が印象的なおすすめ絵本7選

めっちゃおもろいやん! 関西弁が印象的なおすすめ絵本7選

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、関西弁の絵本のご紹介です。

絵本には方言をつかった作品もたくさんあります。
そのなかでも、今回は関西弁の絵本にしぼって選んでみました!

ぼくが生まれも育ちも大阪なので、つい気になっちゃうんですよね。
それでは、関西弁が印象的な絵本をおすすめします。

ほな、いきまっせー!

関西弁の絵本の読み方

関西弁の絵本って、それだけでなんだか楽しくないですか?

方言全般に言えることだけど、標準語とはまた違った独特のリズムがうまれます。
関西弁だと、他にもあたたかみや、ゆるさといった印象が加わりますからね。

だからかな、楽しげな雰囲気やほのぼのとした作品が多い印象です。

だけど読み聞かせでは注意が必要。
それは、関西弁に慣れない人にはイントネーションがむずかしいということ!

もちろん、ぼくみたいなコテコテの大阪人には何の問題もないんですけどね。

「なんだか関西弁の絵本の読み聞かせって苦手で……」
もしかしたら、そんなふうに思っちゃう人もいるかもしれません。

でもね、大丈夫!
絵本を読むコツは、うまく読もうとしないこと。

正しい読み方なんてないんだからさ。
読みたいように、好きに読んでいいんだよ!

大阪のイメージ

関西弁の絵本7選

ではでは、関西弁が印象的なおすすめ絵本を7冊、ご紹介したいと思います。

どこいったん

対象年齢:3歳から

原題:I Want My Hat Back
著者:ジョン・クラッセン/作 長谷川 義史/訳
出版社:クレヨンハウス
出版年:2011年11月
ページ数:33ページ

まず1冊目のご紹介は、ジョン・クラッセンの帽子シリーズ第1弾。
シュールで独自の世界観で描かれた絵本です。

くまが失くした帽子を探して行ったり来たり。
ブラックユーモアあふれるストーリーに、ドキッとする衝撃的なラストが印象的。

関西弁のゆるいのんびりとしたイメージと、そのギャップがいい具合に噛み合っていますね。

最後まで読むと、とぼけたくまの表情が少し怖く見えてくるかも……
ちょっぴり不思議な雰囲気に引き込まれる、ハラハラドキドキなおすすめの1冊です。

シリーズ作品の『ちがうねん』と『みつけてん』も、関西弁の翻訳がぴったりはまった絵本ですよ。

ぼちぼちいこか

対象年齢:3歳から

原題:What Can A Hippopotamus Be?
著者:マイク・セイラー/作 ロバート・グロスマン/絵 いまえ よしとも/訳
出版社:偕成社
出版年:1980年6月
ページ数:32ページ

「ぼく、しょうぼうしになれるやろか」
「なれへんかったわ」

「ふなのりは、どうやろか」
「どうもこうも あらへん」

カバくんがさまざまな仕事に挑戦しては失敗を繰り返します。
だけどそこに悲壮感はなく、ユーモラスな姿で魅力的に描かれています。

何度転んでも立ち上がるマイペースさに元気をもらえますよ。
関西弁の翻訳が、マイペースなカバくんにぴったり。

「焦らずに無理せずぼちぼちいこう」
そんな優しい声が聞こえてきそうな、人気の絵本です。

うどんのうーやん

対象年齢:3歳から

著者:岡田 よしたか/作
出版社:ブロンス新社
出版年: 2012年8月
ページ数:32ページ

うどんがうどんの出前を届ける、ドタバタ珍道中。
バカバカしいのにページをめくる手がとまりません!

終始悪ノリのような展開が、うーやんの関西弁と相まって実にナンセンス。
もうなんだか、最初から最後までツッコミどころ満載です!

その、真面目にふざけている感じがクセになりますよ。
とにかくむずしいことは考えずに読んでほしい1冊。

大人も子どもも、大笑い必死のはちゃめちゃ絵本です。

ええところ

対象年齢:4歳から

著者:くすのき しげのり/作 ふるしょう ようこ/絵
出版社:学研
出版年:2012年1月
ページ数:32ページ

自分に「ええところ」がないと悩んでいる、あいちゃんのお話。

不安、自分への自信のなさ。
子どものゆれうごく自己肯定感。

そんな小学生の女の子の心情をとらえた、やさしい絵本です。

「自分のいいところってどこだろう?」
「わたしなんてどうせダメなんだ……」

そんなふうに自分に自信を失くしたときに読んでほしい。

「自分に自信を持っていいんだよ」
やさしいメッセージを届けてくれる、思いやりと自己肯定感を育む、あたたかい絵本です。

おかん

対象年齢:4歳から

著者:平田 昌広/作 平田 景/絵
出版社:大日本図書
出版年:2009年4月
ページ数:32ページ

関西弁で話す、お母さんと息子の日常を描いたストーリー。
まるで親子漫才みたいな、元気なふたりの絵本です。

「なぁ、おかん。きょうの ばんごはん なんや?」
「はあ? いま、ひる、たべたばっかりやろ?」

「なぁ、おかん。あした、あめ、ふるんやって」
「ほな、せんたくもん ほされへんから、ふく、よごさんといてな」

たわいもない親子のおしゃべりが、どうしてこんなにおかしんだろう。
お話の最後はちゃんと漫才らしい「オチ」もあって、クスッとさせられます。

笑いたっぷり、愛情いっぱいのほのぼのとした1冊。
ぜひとも、テンポのいい掛け合いをお楽しみください!

おかあちゃんがつくったる

対象年齢:5歳から

著者:長谷川 義史/作
出版社:講談社
出版年:2012年4月
ページ数:33ページ

作者である、長谷川義史さんの幼少時代の実話をもとに描かれた絵本。
得意のミシンでなんでもすぐにつくってくれる、お母ちゃんと「ぼく」の物語です。

ひとりで家族を支えるおかあちゃん。
父親を亡くしてしまって苦労が多くても、いつも前向きです。

つくってくれる服がちょっと変でも気にしない。
おかあちゃんパワーに元気をもらえます。

子どもへの読み聞かせだけでなく、ぜひ大人にも読んでほしい1冊。

笑いあり、切なさあり、でもやっぱり笑顔になれる。
そんな、愛おしくもあたたかい家族のお話です。

おこだでませんように

対象年齢:6歳から

著者:くすのき しげのり/作 石井 聖岳/絵
出版社:小学館
出版年:2008年7月
ページ数:32ページ

ラスト7冊目のご紹介は、絵本『おこだでませんように』です。

怒られてばかりいる男の子が、七夕の短冊にお願いします。
まだうまく書けないひらがなで「おこだでませんように」と……

不安、悲しさ、無力感や苛立ち。
そんな幼い男の子の心に寄り添うようなやさしい絵本です。

子どもが読んでも、元子どもの大人が読んでも共感できる内容になっています。

子どもにも子どもなりの言い分や理由があって。
怒られたいわけでも、困らせたいわけでもないんですよね。

子育て中のママやパパには、きっと心に思うところがあるのではないでしょうか。

「最近怒ってばっかり……」
そんな心当たりがある人に、ぜひ子どもと一緒に読んでほしい1冊です。

おわりに

関西弁が印象的なおすすめ絵本を7冊ご紹介しました。
海外の絵本作品の翻訳も含めて、どれも関西弁がばっちりはまった絵本ばかりです。

ふと、関西弁の絵本が読みたくなったなー、なんてときには、ぜひ参考にしてみてくださいね。

以上、めっちゃおもろいやん! 関西弁が印象的なおすすめ絵本7選のご紹介でした。

おしまい。

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