絵本さんぽ

〜絵本ソムリエのおすすめ絵本紹介〜

夏がいっぱいつまった季節感たっぷりのお散歩絵本『さんさんさんぽ』

絵本「さんさんさんぽ」の表紙出典:江頭 路子『さんさんさんぽ』/講談社

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『さんさんさんぽ』のご紹介です。

ページをめくるたびに夏の匂いがあふれてきそうな1冊。
まばゆいばかりに季節感たっぷりの、夏がテーマの絵本。

まるで絵本のなかからセミの声がきこえてきそう!
どこまでも夏がいっぱいつまった、絵も内容も可愛らしい作品です。

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絵本『さんさんさんぽ』の情報

著者:江頭 路子/作
出版社:講談社
出版年:2015年6月
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:3歳4歳
読み聞かせ:2歳から

『さんさんさんぽ』のあらすじ

お日さまがさんさんと降りそそぐ夏の日。
女の子がお散歩に出かけます。

お気に入りの帽子をかぶって。
ハンカチ持って、靴はいて。

さあ、準備できたよ。
「いってきまーす!」

さんさんさんぽ いち に さん。

あっ、帽子がぴょんぴょん跳ねてった。
待て待てー。

帽子のなかにバッタさん、みーつけた!

あっ、帽子がふわふわふわ〜と飛んでった。
待て待てー。

帽子のなかにひまわりさん、みーつけた!

あっ、帽子がみんみんみーんと飛んでった。
葉っぱのトンネルに入っちゃったよ。

なかは真っ暗、帽子はどこどこ?

わ、まぶしい! 海だ!
夏の散歩はキラキラ輝く日射しが気持ちいいね。

さんさんさんぽ いち に さん。

絵本「さんさんさんぽ」の中身その1出典:江頭 路子『さんさんさんぽ』/講談社

絵本『さんさんさんぽ』の内容と感想

江頭美智子さんの「おさんぽシリーズ」第2弾。
今回は、キラキラと照りつける夏の日射しのなかをお散歩です。

女の子がお散歩に出かけると、バッタ、ひまわり、セミ。
夏の生き物たちが、麦わら帽子を運んでいきます。

帽子を追ってトンネルを抜けると、そこは海!
夏の太陽に照らされて、キラキラと輝く一面の海!

もう夏をいっぱい詰め込んだような、まばゆい季節感たっぷりの1冊です。

透明感あふれる水彩のイラストが、夏の空気感にぴったり。
どこまでも広がるような開放感を感じさせてくれますね。

シリーズおなじみの、リズミカルで可愛らしい擬音もたくさん登場しますよ。
夏がテーマの読み聞かせに選びたくなる1冊。

真夏の暑さが待ち遠しくなる!
そして、そんな夏のお散歩に飛びだしたくなるような絵本です。

続編・シリーズ作品
【おさんぽシリーズ】

  1. あめふりさんぽ(2014年5月)
  2. さんさんさんぽ(2015年6月)
  3. ゆきみちさんぽ(2016年11月)
  4. はるかぜさんぽ(2017年3月)
絵本「さんさんさんぽ」の中身その2出典:江頭 路子『さんさんさんぽ』/講談社

夏を楽しもう!

とくに宛もなく、目的も決めずにお散歩するのって楽しいですよね。
ブラブラとゆったり歩くだけで、どうしてあんなに心がスッキリするんでしょうか。

だけどね、夏は暑い……
ついつい外に出るのも億劫になってしまいがちですよね。

でも夏だからこその良さや出会いがあって。

うるさいぐらいのセミのなき声だって、この時期だけ。
いっぱい汗をかきながら身体を動かすのだって気持ちがいいもんです。

途中で木陰で涼みながら、かき氷やアイスなんかをほおばってさ。
そんな夏ならではの体験ってすごく素敵です。

それにさ、夏の空ってなんだか広く感じませんか?
あの開放感とキラキラと輝く日射しが、ぼくは大好き。

行動する前は面倒に感じるけどさ。
だけどやってみると、やっぱりやってよかったなぁと思えちゃうんです。

まあ、案外そんなもんなのかな。
何事もやってみれば楽しかったりするもんね。

それにさ、やっぱり夏なんだから。
家にこもってないで外に出なきゃね!

以上、夏がいっぱいつまった季節感たっぷりのお散歩絵本『さんさんさんぽ』のご紹介でした。

おしまい。

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