絵本さんぽ

〜絵本ソムリエのおすすめ絵本紹介〜

あじさいの傘で雨宿り 雨の時期におすすめのキュートな絵本『あめふりさんぽ』

絵本「絵本「あめふりさんぽ」の表紙」の表紙

出典:江頭 路子『あめふりさんぽ』/講談社

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『あめふりさんぽ』のご紹介です。

絵本を開くと雨の音がきこえてきそうな楽しげな1冊。

「あまふりさんぽ ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ」
雨音と一緒に、女の子と生き物たちとの交友を描きます。

なんだか雨を待ち遠しく感じちゃうかも。
そんな雨の日を楽しく感じられそうな、さわやかな絵本です。

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絵本『あめふりさんぽ』の情報

著者:江頭 路子/作
出版社:講談社
出版年:2014年5月
ページ数:40ページ
おすすめ対象年齢:3歳4歳
読み聞かせ:3歳から

『あめふりさんぽ』のあらすじ

窓の外から「とん とん とん」
雨の音に誘われて、女の子がお散歩に出かけます。

お気に入りの傘をもって。
長靴をはいて、カッパをきて。

さあ、準備できたよ。
「いってきまーす!」

あめふりさんぽ ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ。

あっ、かたつむりさん。
傘をかしてあげましょう「はい、どうぞ」

あっ、あじさいさん。
長靴を1足かしてあげましょう「はい、どうぞ」

おたまじゃくしさんには、もう1足のながぐつを。
かえるさんたちとカッパの傘を「はい、どうぞ」

かえるさんに誘われて、あじさいの屋根で雨宿り。
みんなで歌おう「ぽた ぽた ぽったん ぴた ぴた ぴったん」

あ、雨があがって虹がでた!
雨の散歩は素敵な出会いがいっぱいだね。

あめふりさんぽ ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ。

絵本「あめふりさんぽ」の中身その1出典:江頭 路子『あめふりさんぽ』/講談社

絵本『あめふりさんぽ』の内容と感想

江頭美智子さんの「おさんぽシリーズ」第1作め。

水彩で描かれた、かわいらしくて透明感のあるイラスト。
雨の季節に読みたくなるやさしい風合いの絵本です。

女の子がおさんぽに出かけると、そこにはかたつむり、あじさい、おたまじゃくし、カエル。
雨のおさんぽは、いつもとちょっと違う出会いが待っています。

そして出会った生き物たちに雨傘や長靴をかしてあげるやさしい女の子。
あじさいの屋根の下、みんなでお歌をうたうシーンはほんとに楽しそう。

雨を一緒になって楽しむ女の子とカエルたちに癒されます。
活き活きとした表情をみていると、おもわず笑顔がこぼれてしまいますね。

そしてやっぱり雨のあとのお楽しみは「虹」ですよね!
楽しみにしていたデザートが運ばれてきたみたいで、うれしくなります。

憂鬱になりがちな梅雨の時期に読んでほしい絵本。

思わず雨の中をおさんぽに出かけたくなること間違いなし!
雨が好きになれる気持ちのいい1冊です。

続編・シリーズ作品
【おさんぽシリーズ】

  1. あめふりさんぽ(2014年5月)
  2. さんさんさんぽ(2015年6月)
  3. ゆきみちさんぽ(2016年11月)
  4. はるかぜさんぽ(2017年3月)
絵本「あめふりさんぽ」の中身その2出典:江頭 路子『あめふりさんぽ』/講談社

あめふりさんぽ ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ

みなさん、雨は好きですか?
なんて質問すると 、あまりいい返事は返ってこないかな。

「ジメジメして好きじゃない」
「濡れるから嫌い」

そんな声が聞こえてきそうですよね。
だけど、ぼくは案外雨が好き。

雨の日特有のあのシンとした空気感。
ひんやりと湿ったひんやりと湿った雨の匂い。

いろんなモノが洗い流されて、なんだか気分をさっぱりさせてくれます。
さすがに毎日続くと困るし、たまに降るからいいのかもしれないけれど。

絵本の女の子みたいにお気に入りの傘やカッパ、長靴なんかを身につけて。
雨の日だからの出会いがあったりして。

それで雨上がりに虹がみれたら、なおラッキー!

晴れの日には気持ちのいい青い空。
雨の日には雨の日ならではの楽しみ方。

どっちが良い悪いではなくてさ。
それぞれの良さがあるんです。

せっかくの1日、雨だからって​ムダにしちゃうのはもったいないですもんね!
晴れの日も雨の日だって、おなじように素敵な1日になるんだから。

以上、あじさいの傘で雨宿り 雨の時期におすすめのキュートな絵本『あめふりさんぽ』のご紹介でした。

おしまい。

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