絵本さんぽ

〜絵本ソムリエのおすすめ絵本紹介〜

まるで本当に家を上がっていくみたい!縦向きのアイデア絵本『100だてのいえ』

絵本「100だてのいえ 」の表紙

出典:いわい としお『100だてのいえ』/偕成社

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『100だてのいえ』のご紹介です。

空までつづく100階建てのおうち。
最上階めざして1階1階のぼっていきます。

縦にページをめくって、下から上に読み進めていくのが特徴的な作品。
まるでほんとにのぼっているような気分になれるアイデア絵本です。

さあ、トチくんと一緒に100だてのいえを探検してみましょう。

絵本『100だてのいえ』の情報

著者:いわい としお/作
出版社:偕成社
出版年:2008年6月
ページ数:32ページ
対象年齢:3歳から

『100だてのいえ』のあらすじ

星をみるのが大好きな男の子、トチくんのもとに1通の手紙が届きました。
「ぼくは100かいだての いえの てっぺんに すんでいます。あそびにきてください」

差出人の名前はありません。
おもしろそうなので、トチくんはその家に行ってみることにしました。

地図を頼りに歩いていくと、急に大きな建物があらわれたのでビックリ!
見上げても上の方は霞んでよくみえません。

入ってみると……そこはネズミさんのおうち。

あいにくエレベーターが工事中。
100階に到達するには、1階ずつお部屋の階段をのぼっていかなくてはなりません。

ネズミさんにあいさつをして、どんどん上に登っていきます。

おや、11階からはリスさんのおうちみたい。
どうやらこの家は、10階ごとに違う動物が住んでいるようです。

21階から30階まではカエルさんのおうち。
31階から40階まではテントウムシさんのおうち。

どの階も個性的で、それぞれにぴったりなお部屋。
ときにはジュースをごちそうになったり、部屋の模様替えを手伝ったり。

どんどんのぼって、頂上まではあと少し。
91階からはクモさんおうち。

そしていよいよ100階に到着です。
さて、だれがすんでいるのでしょうか?

絵本「100だてのいえ」の中身その1出典:いわい としお『100だてのいえ』/偕成社

絵本『100だてのいえ』の内容と感想

いろんな生き物たちが住んでいる、空まで届く100階建ての大きな家。
その不思議なおうちをずーっとのぼって、トチくんがてっぺん目指していくお話です。

縦向きにひらいて下から上に読み進めていくという、独特なスタイルの絵本。
見開き2ページで10階分の、なが〜い画面が迫力満点!

絵本を下から上へ読んでいると、まるで本当に階段やはしごを登っているようでワクワクしますよ。

100階建ての家ともなれば、住人もたくさん。
1番下にはネズミさん、11階からはリスさんのおうち。

21階からはカエルさんと、10階ごとにちがう生き物が住んでいます。

上に行くごとにテントウムシさん、ヘビさん、ミツバチさん。
さらに上はキツツキさん、コウモリさん、カタツムリさん。

そして91階からはクモさんたちが暮らしています。

1階1階、住んでいる生き物をイメージした、それぞれの住人にぴったりのお部屋。
どのフロアも細かいところまで描き込まれていて、みているだけで楽しめますよ。

カエルさんの階では、おうちの中なのに雨が降っていたり。
コウモリさんの階は、吊り下がって暮らすように家具が逆さまだったり。

ひとつずつじっくり見ていると、読み終わるころには日が暮れちゃいますね。
子どもが数字を覚えるのにもおすすめですよ。

シリーズ累計270万部を超える人気の絵本。
数えて楽しい、めくって楽しい、なが~い1冊です。

受賞歴

  • 全国学校図書館協議会選定図書
  • 日本図書館協会選定図書
  • 第2回 子どもの絵本大賞 in 九州「この本よかっ!!」第1位

続編・シリーズ作品
【「100かいだてのいえ」シリーズ】

  1. 100かいだてのいえ(2008年5月)
  2. ちか100かいだてのいえ(2009年10月)
  3. うみの100かいだてのいえ(2014年6月)
  4. そらの100かいだてのいえ(2017年8月)

「100かいだてのいえ」スペシャルサイト

絵本「100だてのいえ」の中身その2出典:いわい としお『100だてのいえ』/偕成社

どんな家に住んでみたい?

子どものころに、よく理想のお家を想像したりしませんでしたか?
ぼくは鍵っ子だったので、空想というか妄想というのか、そういうひとり遊びみたいなことをよくしていました。

まあ、そのころからのクセなのか、今でもために妄想にふけることがあります。
もっばらプチ現実逃避みたいなものなのだけれど……

それこそ、子どものころって自由な発想で現実味なんて考えもしなかったんだけどね。
今は「もしも宝くじで何億円も当たったら、あそこの土地を買い取って……」なんて少しリアルに考えちゃう。

仲のいい友だちみんなで、大きなシェアハウスみたいな家に住みたいな。
当然ひとりずつ自分の部屋があって、みんなで共有できる大きなリビングとキッチンは必須。

カラオケルームもほしいかな。
ビリヤードやボーリングなんかもできる場所があってもいいね。

他には、映画鑑賞用の大きなスクリーンのある部屋もどうかな。
みんなの健康を考えてフィットネスルームもつくっちゃおう!

あと外せないのは図書室。
絵本も漫画もたくさん置いてさ。

各部屋同士で連絡を取りあったり、一斉放送できたりしても楽しいかも!

なんて妄想にふけっていると、あっという間に時間が過ぎちゃう。
そしてふと我に返って現実を思い知る……

現実の世界は、頭のなかみたいに都合よくは進んでくれないからね。
よし、今日もがんばろう!

以上、まるで本当に家を上がっていくみたい!縦向きのアイデア絵本『100だてのいえ』のご紹介でした。

おしまい。

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