絵本さんぽ

〜絵本ソムリエのおすすめ絵本紹介〜

縦にのびる迫力満点の絵本 何度も読み返したくなる『ちか100かいだてのいえ』

絵本「ちか100かいだてのいえ」の表紙

出典:いわい としお『ちか100かいだてのいえ』/偕成社

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『ちか100かいだてのいえ』のご紹介です。

「100かいだてのいえ」シリーズ第2弾。
今回はずーっと深く、地下100階までおりていきます。

縦にページをめくって、上から下に読み進めていく迫力満点の作品。
各階細かく描きこまれていて、何度も読み返したくなるアイデア絵本です。

さあ、クウちゃんと一緒にちか100だてのいえを探検してみましょう。

絵本『ちか100かいだてのいえ』の情報

著者:いわい としお/作
出版社:偕成社
出版年:2009年11月
ページ数:32ページ
対象年齢:3歳から

『ちか100かいだてのいえ』のあらすじ

お風呂が大好きな女の子、クウちゃん。
ある日、クウちゃんがお風呂にはいっていると、急に誰かの声がきこえてきました。

「クウちゃん、わたしのいえの ちか100かいで これから パーティーがあるの。あそびにこない?」

声の主の「誰かさん」はお風呂から顔をだして、またすぐに湯船のなかに消えてしまいました。
クウちゃんは思いきって、招待された火山のふもとに行ってみることに。

ところが言われた場所にきても入口がみつかりません。
困ってあたりを歩きまわっていると……

突然、地面の下にすべり落ちてしまいました。
落ちた先は……そこはウサギさんのおうち。

地下100階に到達するには、1階ずつお部屋の階段をおりていかなくてはなりません。
ウサギさんにあいさつをして、どんどん下におりていきます。

どうやらこの家は、地下10階ごとに違う動物が住んでいるようです。
地下11階からはアライグマさんのおうちみたい。

地下21階から30階まではセミの幼虫さんのおうち。
地下31階から40階まではダンゴムシさんのおうち。

どの階もみんな個性的で、お部屋の住人にぴったり。

ときには一緒にどろんこ遊びをしたり、ボウリングをしたり。
どんどんおりて、最下層まではあと少し。

地下91階からはカメさんのおうち。
そしていよいよ地下100階に到着です。

さて、どんなパーティーがあるのでしょうか?

絵本「ちか100かいだてのいえ」の中身その1出典:いわい としお『ちか100かいだてのいえ』/偕成社

絵本『ちか100かいだてのいえ』の内容と感想

「100かいだてのいえ」シリーズ第2作め。
前作同様、縦方向にひらいてページをめくっていくスタイル。

ただし違うのは上方向ではなく下方向に進んでいくこと。
なんといっても、今回は地下にのびる建物ですからね。

主人公は、地下100階でひらかれるパーティーにお呼ばれしたクウちゃん。

地下100階建ての家ともなれば、もちろん住人もたくさんいます。
今回も、いろんな動物たちがクウちゃんをむかえますよ。

1番上にはウサギさん、地下11階からはアライグマさんのおうち。
地下21階からはセミの幼虫さんと、10階ごとにちがう生き物が住んでいます。

下に行くごとにダンゴムシさん、アリさん、ミミズさん。
さらに下はハリネズミさん、トカゲさん、モグラさん。

そして91階からはカメさんたちが暮らしています。

シリーズのみどころである、個性的なお部屋の数々。
1階1階きちんと描かれていて、ほんと見ていてあきませんね。

読むたびに新しい発見があるんですから。
何度も繰り返し読みたくなる作品です。

さらに、地下から地上に戻るシーンは迫力満点で気持ちがいいですよ。

累計270万部を超える人気シリーズ。
じっくり読みたい楽しい1冊です。

受賞歴

  • 第3回 MOE絵本屋さん大賞2010 11位
  • 第3回 子どもの絵本大賞 in 九州「この本よかっ!!」第1位

続編・シリーズ作品
【「100かいだてのいえ」シリーズ】

  1. 100かいだてのいえ(2008年5月)
  2. ちか100かいだてのいえ(2009年10月)
  3. うみの100かいだてのいえ(2014年6月)
  4. そらの100かいだてのいえ(2017年8月)

「100かいだてのいえ」スペシャルサイト

絵本「ちか100かいだてのいえ」の中身その2出典:いわい としお『ちか100かいだてのいえ』/偕成社

地下の家はどんな家?

地下室ってあこがれませんか?
なんだか秘密の部屋って感じがして、ウキウキしちゃいますよね。

それが100階分もあるなんて、なんて贅沢なんでしょうか。

まあ、100階はさすがにやりすぎだとしてもですよ。
地下に自分だけの部屋があるなんて、考えただけでワクワクします。

静かにゆっくりできる書斎とか。
黙々と取り組めるフィットネスルームとか。

想像したらいくらでも思い浮かびます。

地上につくればいいものを、あえて地下につくるというのがミソなんです。
地下ならではの理由とか、利便性みたいなものは関係なくてね。

部屋が地下にある、ただそれだけでいいんです。
そこから溢れでる秘密基地感がなんともたまりません!

やっぱり男は何歳になっても子どもなんですかね。

もし念願かなって地下の部屋ができたら、まず何をしようかな?
やっぱり絵本みたいに誕生日パーティーでもひらきましょうかね。

以上、縦にのびる迫力満点の絵本 何度も読み返したくなる『ちか100かいだてのいえ』のご紹介でした。

おしまい。

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