絵本さんぽ

〜絵本ソムリエのおすすめ絵本紹介〜

にんじん好きなこだあれ? ロングセラーの食育絵本『にんじん』

絵本「にんじん」の表紙出典:せな けいこ『にんじん』/福音館書店

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『にんじん』のご紹介です。

切り絵で描かれた、あたたかみのあるイラストが素敵な1冊。
にんじん好きなたくさんの動物たちが登場しますよ。

「好き嫌いせずに食べてほしい」
「にんじんを残さず食べてほしい」

そんな親の願いが詰まった、ロングセラー絵本です。

絵本『にんじん』の情報

著者:せな けいこ/作
出版社:福音館書店
出版年:1969年11月
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:1歳2歳
読み聞かせ:1歳から

『にんじん』のあらすじ

「にんじんの すきなこ だあれ」

ウマさんかな?
たしかにウマさんはにんじんが好きだよね。

キリンさんは?
うんうん、キリンさんもにんじん好きだよね。

おさるさんだって、にんじん好きでしょ。

ああ、ブタさんはもちろんにんじん好きかな。
カバさんだってきっとにんじん好きかもね。

小さいにんじんはねずみさんに。
大きいにんじんはゾウさんに。

だけど、にんじん1番好きなこだあれ?

あ、ウサギさんたち!
すっかりを忘れていたね。

「にんじん すきな うさぎさん みたいな げんきなこ だあれ」

絵本「にんじん」の中身その1出典:せな けいこ『にんじん』/福音館書店

絵本『にんじん』の内容と感想

「にんじんきら〜い」
「やさいはいや〜」

そんな子どもに「にんじんっておいしいだよ」と、伝えるのにぴったりな一冊。
「しつけ絵本」として取り上げられることも多い作品ですね。

にんじん好きな動物たちが次から次へとやって来ます。

ウマ、キリン、サル、ブタ、カバ、ネズミ、ゾウ、ウサギ。
たくさんの動物たちが登場するので、見ていて楽しくなります。

ウマの頭には黄色い帽子、ブタのしっぽには青いリボン。
ネズミは赤と黒のチェックのベストを着ていたりと。

それぞれワンポイントがあったりして可愛らしい。
切り絵で描かれた風合いが、あたたかみを感じさせますね。

発行部数は147万部のミリオンセラー*1

「元気に育ってほしい」
「楽しくご飯を食べてほしい」

そんな我が子の幸せを願う、すべてのママやパパに届いてほしい1冊。
子どもから大人気、ロングセラーの食育絵本です。

続編・シリーズ作品
【「いやだいやだのえほん」シリーズ】

  1. いやだいやだ(1969年11月)
  2. にんじん(1969年11月)
  3. ねないこ だれだ(1969年11月)
  4. もじゃ もじゃ(1969年11月月)
絵本「にんじん」の中身その2出典:せな けいこ『にんじん』/福音館書店

にんじんも笑顔で食べて

子どもって嫌いなものはなかなか食べてくれないんですよね。
うちの娘も例に漏れず、嫌いなものは絶対食べない。

食が細い方で、好き嫌いも多くて。
さらにイヤイヤ期、真っ最中!

気に入らないと、フォークもスプーンもおかずも何でも捨てる。
ポイポイ床に落とすもんだから、娘の机の下はもう悲惨なことに……

親としては何としたいと思って、つい小言も増えちゃう。
ほんとはガミガミ言いたくないんですけどねえ……

「ぜんぶ食べさせなきゃ」
「きれいに食べるようにしつけないと」

そうやって思い詰めてしまいがちだったりして。
でも最近、子育てのコツは力を抜くことなのかと思うようにになってきた。

イライラしててもお互いに良いことなんてないしさ。
少しぐらい食べ残しても汚くても、大した問題じゃないんですよね。

「ごはんは楽しい」
「一緒に食べるのは楽しい」

そんなことを教えるほうがずっと大事。

たしかにマナーも大切なのかもしれないけど、神経質になりすぎても仕方がない。
好きな人と、好きなものを食べて、笑顔でいられる方がずっといいんですから。

まあ、ニンジンだって、そのうち食べてくれるようになるよね。

以上、にんじん好きなこだあれ? ロングセラーの食育絵本『にんじん』のご紹介でした。

おしまい。

*1:トーハン「ミリオンぶっく2018年版」のデータを元に記載しています。

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