絵本さんぽ

〜絵本ソムリエのおすすめ絵本紹介〜

「コレ、なーんだ?!」 愛らしいけど超難問!あてっこゲーム絵本『なつみはなんにでもなれる』

2017年2月28日

絵本「なつみはなんにでもなれる」の表紙

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『なつみはなんにでもなれる』のご紹介です。

「コレ、なーんだ?!」
子どもらしい柔軟な発想で繰り返される「あてっこクイズ」

夜、眠りにつく前の親子だんらんの風景。
そんな、ほのぼのとした1コマを面白おかしく切りとった愉快な1冊です。

可愛らしいなつみちゃんにほっこりさせられます。
子どもも大人も笑える楽しい絵本です。

絵本の情報

著者:ヨシタケシンスケ/作
出版社:PHP研究所
出版年:2016年12月
ページ数:32ページ
対象年齢:3歳から

あらすじ

「おかーさん! おかーさん!」
すごくいいことを思いついたなつみは大興奮でお母さんに話しかけます。

「なつみがなにかのマネをして、それをおかあさんがあてるゲームだよ!」
忙しそうなママにお構いなしになつみは「あてっこゲーム」をはじめます。

「コレ、なーんだ?!」
「ポットだよ!」

「じゃあつぎ! コレ、なーんだ?!」
「せんたくバサミだよ!」

毛布にくるまったり、バケツにはいったり。
身近なものを利用しながら全身をつかってマネをするなつみ。

だけど、ママはなかなか当てられません。

おにぎり、オムライス、富士山……
正解のないまま、まだまだ「あてっこゲーム」は続きます。

コレは? コレは?

「どーしてわかんないの?!」
当ててくれないママにとうとう怒りだす、なつみ。

それでもまだまだクイズは続きます。
なんだか眠そうだけど大丈夫かな?

じゃあ…コレ…
あれ、バケツをかぶったまま動かなくなっちゃった……

絵本「なつみはなんにでもなれる」の中身その1

内容と感想

子どもからの「なんのマネでしょうクイズ」
ついつい「クスッ」としてしまうような子育てあるあるですよね。

子どもの柔軟な発想とおとなの凝り固まった頭の差なんでしょうか?

ぜんぜんわかんない。
サービス問題でもわからない。

「ゆですぎたブロッコリー」
「からあげを いーっぱい たべたい きもち」

自由すぎるでしょう、と突っ込みそうになりますよね。
だけど答えをきくと「あーなるほど」と、思いところもあったりして。

なつみちゃんとは対象的に、終始テンション低めなママ。
だけどなんだかんだと、きちんと相手をしてあげてすてきなお母さん。

あと3つだけと言ったのに10こまで許してあげる優しさも。
結局10個以上やっていますしね。

親子のほのぼのとしたやりとりがほっこりさせてくれる1冊。
なつみちゃんの可愛らしさに癒されつつ笑顔のなれる愉快な絵本です。

でも結局、最後は何のマネだったんでしょうね?

絵本「なつみはなんにでもなれる」の中身その2

ぼくだちはなんにでもなれる

絵本のなつみちゃんは何にでもなれる。
だけどそれは、みんな一緒。

ぼくだちだって何にでもなれるはすなんだ。
子どもみたいに自由な発想で、未来を思い描いだっていいんだから。

「どうせできっこない」
「私なんかに無理」

そうやって、いいわけしてたってかなしいだけ。

「才能がないからダメ」
「時間がないから仕方がない」

そんなふうに、できない理由を探すのは終わりにしよう。

完ぺきではないし失敗することだってあるだろうけど。
格好よくはできないし、笑われることだってあるかもしれないけど。

それでも、できないことなんてない。
可能性は無限大。

子どもだけじゃなくて大人だっておんなじ。
「もう若くはないから~」なんて言葉でごまかすのはもうお終い。

はじめるのに遅いことなんてないんだからね。

まあ、なつみちゃんみたいにオムライスや扇風機になるのはむずかしいかもしれないけど……
サンタさんぐらいなら頑張ればなれるかもしれないしね。

みんなやりたいことをやって楽しく生きよう!
1度きりの人生だんだから。

以上、「コレ、なーんだ?!」 愛らしいけど超難問!あてっこゲーム絵本『なつみはなんにでもなれる』のご紹介でした。

おしまい。

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