みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『わたしのワンピース』のご紹介です。
次々と模様が変わる夢のようなワンピース。
「ラララン ロロロン」のかけ声と「わたしに にあうかしら?」の繰り返し。
うさぎさんと一緒に、いろんな柄の服を試着しているみたいな気分になれますよ。
オシャレに興味が湧いてきた女の子におすすめの1冊。
ロングセラーのファンタジー絵本です。
絵本『わたしのワンピース』の情報
『わたしのワンピース』のあらすじ
うさぎさんのもとに真っ白なキレがふわふわと空から降ってきました。
うさぎさんはその切れを使ってワンピースをつくります。
ミシン カタカタ ミシン カタカタ。
とっても素敵なワンピースが出来あがり。
早速お花畑をお散歩しましょう。
すると、あれ、ワンピースが花模様になった。
ラララン ロロロン。
わたしに似合うかしら?
わあ、突然雨が降ってきました。
あれ、ワンピースが水玉模様になった。
ラララン ロロロン。
わたしに似合うかしら?
草の実畑にいくと草のみ模様に。
草の実模様に小鳥さんが集まってくると小鳥の模様に。
まわりに合わせて模様が変わっていく不思議なワンピース。
さて、次はどんな模様になるのかな……?
絵本『わたしのワンピース』の内容と感想
空から落ちてきた、真っ白い布でつくったワンピース。
そのうさぎさんのワンピースが、場所によって次々と模様が変わっていくお話です。
花模様に水玉模様、草の実模様。
小鳥の模様、虹模様、夕焼け模様、星模様。
次々と柄が変わる夢のようなワンピース。
変化していく模様を楽しみながら、ワクワクした気持ちになれる1冊。
「ラララン ロロロン」のかけ声とともに「わたしに にあうかしら?」の繰り返しが楽しい。
ぜひオシャレに興味がでてきた女の子に読み聞かせてあげてほしいですね。
まるで、うさぎさんと一緒にいろんな服を試着しているみたいな気分を味わえますよ。
色鉛筆で描かれた、素朴でかわいらしいイラストも絵本の内容にぴったり!
うさぎさんのワンピースがあったら、どこに行ってみたいかな?
そんなことを子どもと一緒に考えてみても楽しいかもしれませんね。
発行部数は172万部のミリオンセラー作品*1。
1969年の発刊からずっと愛され続けるロングセラー。
夢がたっぷりつまったファンタジー絵本です。
受賞歴
- 全国学校図書館協議会選定図書
- 日本図書館協会選定図書
- 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
わたしのワンピースがほしい!
うさぎさんのワンピースみたいな服があったらいいな、と思いませんか?
ぼく自身、あまりオシャレに興味がないもので……
服を買いに行ったり、どの服を着ようかと選ぶのもおっくうに感じちゃいます。
だからといって毎日同じ服を着るわけにもいきませんしね。
なので模様だけ変わる服があったらいいのに!なんてことをたまに考えたりします。
日によって勝手に柄や模様が変わってくれるみたいな感じで。
たとえばスマホやパソコンとつながっていて、事前に柄だけ購入しておくとランダムで選んでくれるみたいな。
今はどんどん技術が発達していますからね。
そんな服が開発されるのも、案外そう遠くないのかもしれませんよね。
きっと、うさぎさんのワンピースみたいに場所や気分によって模様が変わる服だってできるかも。
まあ、さすがに小鳥の模様になったからって空を飛べたりはしないでしょうけどね。
ラララン ロロロン ランロンロン。
以上、ラララン ロロロン♪ 夢がつまったファンタジー絵本『わたしのワンピース』のご紹介でした。
おしまい。
*1:トーハン「ミリオンぶっく2018年版」のデータを元に記載しています。
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