出典:わかやま けん『しろくまちゃんのほっとけーき』/こぐま社
みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』のご紹介です。
みんな大好き、こぐまちゃんシリーズの代表作。
ママと一緒にホットケーキづくりに挑戦しますよ!
ホットケーキが焼きあがっていくシーンが子どもたちに大人気!
読むたびにおなかがぺこぺこになっちゃう、ロングセラーの赤ちゃん絵本です。
絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』の情報
『しろくまちゃんのほっとけーき』のあらすじ
「わたし ほっとけーき つくるのよ」
しろくまちゃんがママとホットケーキをつくります。
まずは準備をしましょうね。
フライパン、ボール、大きなお皿を用意して。
さあ、材料はなあに?
ボールにたまごを割って、牛乳入れたらかきまぜます。
小麦粉、お砂糖、ふくらし粉も入れてまぜまぜ。
よし! 生地が完成。
お次はフライパンで焼いていきますよ!
ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち。
黄色くなって、ぷつぷつ穴があいてきた。
焼けたかな?
まあだまだ。
ぺたんとひっくり返して、ふくふく くんくん。
「はい できあがり」
こぐまちゃんも呼んで一緒にホットケーキをたべましょう。
さて、おいしくできたかな……?
絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』の内容と感想
大人気「こぐまちゃんえほん」シリーズの1冊。
なかでも特に人気なのが、この『しろくまちゃんのほっとけーき』
丸みをおびたシンプルなイラスト。
オレンジを基調とした楽し気でカラフルな色合い。
そのどれもが子どもの興味を引きつける、ロングセラーの赤ちゃん絵本です。
子どもってお料理やお手伝いが大好き。
そして小さな子どもでもママやパパと一緒になってつくれるのが……
そう、ホットケーキ!
つくるのが簡単で、焼けるようすも面白くて、さらに美味しい!!
そんなホットケーキのよさが丸ごとつまったような1冊なんです。
とくにホットケーキが焼きあがっていくシーンはみどころです!
見開きいっぱいに描かれた12段階のホットケーキは何度みてもワクワクしちゃいます。
できあがったホットケーキはこんがりほかほか。
ほんと、とってもおいしそう!!
途中でたまごをおとして割ってしまったりするのも小さな子どもらしい。
最後にはちゃんと自分たちで食器を洗っているのもポイントですね。
「ママ、ホットケーキつくろう!」
読み聞かせたあとには、きっと子どもからお願いされちゃいますよ。
発行部数297万部*1
絵本を開くたびにホットケーキを食べたくなる1冊です。
受賞歴
- 第2回 ようちえん絵本大賞
- 赤ちゃんへ贈る絵本大賞 第10位
続編・シリーズ作品
【「こぐまちゃんえほん」シリーズ】
- こぐまちゃんとどうぶつえん(1970年10月)
- こぐまちゃんおはよう(1970年10月)
- こぐまちゃんとぼーる(1970年10月)
- こぐまちゃん いたいいたい(1971年11月)
- こぐまちゃんのうんてんしゅ(1971年11月)
- こぐまちゃんのみずあそび(1971年11月)
- こぐまちゃんとふうせん(1972年10月)
- こぐまちゃん ありがとう(1972年10月)
- しろくまちゃんのほっとけーき(1972年10月)
- こぐまちゃんおやすみ(1973年10月)
- こぐまちゃんのどろあそび(1973年10月)
- しろくまちゃんぱんかいに(1973年10月)
- たんじょうび おめでとう(1977年3月)
- さよなら さんかく(1977年3月)
- ひらいた ひらいた(1977年3月)
- じどうしゃ(1977年12月)
- たのしい いちにち(1977年12月)
- どうぶつ(1977年12月)
ホットケーキづくりにチャレンジ!
「おてつだいする~」
最近、2歳の娘が料理のお手伝いをしたがるようになりました。
「ああ、大きくなったなあ」
「お料理好きな子に育つのかなあ」
なんて喜びや感動をおぼえる半面。
「ぜんぜん進まない……」
「なんかいっぱい飛び散ってぐちゃぐちゃになってる……」
なんてことも考えたりして。
それでも、なるべく子どものやる気は尊重したいと思うわけです。
そしてつい先日『しろくまちゃんのほっとけーき』を読んだあとに、ホットケーキをつくる流れに。
しろくまちゃんみたいにフライパン、ボールを用意して。
さあ、ホットケーキづくりにとりかかります。
まだ2歳。何でも自分でやりたい魔の2歳。
キッチンがいろいろ大変なことになりましたよ……
まあ、美味しくできたし、娘も楽しそうだったからよかったんだけどね。
そして最後はちゃーんと、ぼくが奥さんから怒られましたとさ。
以上、こんがりほかほか赤ちゃん絵本 こぐまちゃんシリーズ代表作『しろくまちゃんのほっとけーき』のご紹介でした。
おしまい。
*1:トーハン「ミリオンぶっく2018年版」のデータを元に記載しています。
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