出典:かしわら あきお『しましまぐるぐる』/学研
みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『しましまぐるぐる』のご紹介です。
赤ちゃんが大好きな「しましま」と「ぐるぐる」がいっぱい!
原色のはっきりとした配色もデザインも、すべて赤ちゃんのために考えられた1冊。
どんな赤ちゃんもとりこにしちゃう人気の絵本です。
ファーストブックや出産祝いにもおすすめですよ。
絵本『しましまぐるぐる』の情報
『しましまぐるぐる』のあらすじ
しましましま こんにちは。
ぐるぐるぐる こんにちは。
しましま模様と、ぐるぐる渦巻き模様がじゅんばんこ。
魚の模様がしましましま。
ヘビがとぐろを巻いてぐるぐるぐる。
スイカの模様がしましましま。
ペロペロキャンディぐるぐるぐる。
雨も、ふわふわタオルもしましましま。
ソフトクリームもハムスターもぐるぐるぐる。
まだまだ続くよ、しましまぐるぐる。
くろねこちゃんも、しましまぐるぐる。
あ〜、たのし!

絵本『しましまぐるぐる』の内容と感想
学研「いっしょにあそぼ」シリーズの1冊。
ページをひらくたびに「しましま」と「ぐるぐる」が交互に描かれます。
「赤ちゃんが絵本に興味をしめしてくれない……」
なんてお嘆きのママやパパにおすすめしたい、赤ちゃんに大人気の絵本です。
まだ視力のよくない生後6か月未満の赤ちゃんも注目する黒色を中心に、コントラストの強いビビットでカラフルな配色。
さらに、赤ちゃんが生まれながらに興味をしめす「顔」
そして反応のいい「しましま」と「ぐるぐる」
何から何まで赤ちゃんの「気になる!」をつめこんだ、赤ちゃんのための絵本なんです!
雨のなかを葉っぱの傘でごきげんのカエルちゃん。
タオルからちょこんと顔をだすワンちゃん。
まっ黒な背景のなか、ぐるぐるまわるハムスターたち。
登場するのは子どもに親しみやすいかわいいキャラクターばかり。
最後にはちょっとした型抜きしかけがあるのもポイントです!
小さな子どもでも読めるコンパクトサイズ。
丈夫でページをめくりやすい厚紙でできているのもいいですね。
赤ちゃんが噛んでも舐めても、投げちゃってもへっちゃらですよ。
ファーストブックや出産祝いにもおすすめの1冊。
布絵本版もあるので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
受賞歴
- 赤ちゃんへ贈る絵本大賞 第7位
- NEXT FIRST BOOK大賞 第4位
続編・シリーズ作品
【「いっしょにあそぼ」シリーズ】
- どうぶつのあかちゃん かお(2007年11月)
- しましまぐるぐる(2009年4月)
- あかあかくろくろ(2010年6月)
- ぶんぶんきいろ(2010年6月)
- みかんオレンジ(2011年10月)
- けろけろみどり(2011年10月)
- ぬのひもえほん しましまぐるぐる(2013年5月)

みえるかな? しましまぐるぐる
世のなかは「しましま」と「ぐるぐる」であふれている!
なんて、そんふうに感じたりすることありませんか?
絵本に出てくるしましまぐるぐるはもちろん。
ぼくが今着ているストライプのTシャツも。
今朝食べたうずまきパンだって。
いつも乗っている自転車のタイヤだってそう。
気づかないだけで意識して見てみると案外多いんです。
ぼくは『しましまぐるぐる』の絵本を読むたびにそんなことを考えてしまいます。
だけど不思議なものですよね。
気にしなきゃ見えないんだから。
ずっとそこにあったはずなのにね。
だけど「しましま」や「ぐるぐる」にかぎらず、案外そんなもんなのかも。
見ようとしなきゃ見えないものってたくさんあって。
みんなそれに気づかず、自分の見ているものがすべてだと錯覚しちゃう。
幸せも、誰かの優しさや愛情も。
実はそこらじゅうに転がっているのかもしれないよ。
「しましま」や「ぐるぐる」みたいさ。
以上、ファーストブックや出産祝いにおすすめ! 赤ちゃんのための絵本『しましまぐるぐる』のご紹介でした。
おしまい。
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