出典:柴田 ケイコ『あま〜いしろくま』/PHP研究所
みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『あま~いしろくま』のご紹介です。
「なかに はいってみたら どんな かんじかな?」
食いしん坊なしろくまの思いつきからはじめる、愉快な妄想物語の第2弾!
今回のテーマは「おやつ」です。
またもや、しろくまくんがおやつの中に入って、全身で甘さを味わいますよ。
読み聞かせしていると、ついおやつに手が伸びちゃうかも……!?
おバカなしろくまに癒やされる、ユーモアたっぷりの1冊です。
絵本『あま~いしろくま』の情報
出版社:PHP研究所
出版年:2017年8月
ページ数:32ページ
対象年齢:4歳から
『あま~いしろくま』のあらすじ
おやつを食べるのがだ〜い好きなしろくま。
みんなから「くいしんぼうのしろくま」って呼ばれています。
3じのおやつになると、大きな声で「やったー! ! 」っていっちゃうよ。
そんなある日、しろくまは思いました。
「だいすきな おやつの なかに はいってみたら どんな かんじかな?」
想像しただけでヨダレがでちゃう……
さあ、しろくまの幸せな想像がはじまります。
まずは、ぷるんぷるんの「プリン」の中に入ってみるよ。
カラメルソースがちょっぴりほろ苦、大人の味だね。
お次は、ふわふわあったかい「ホットケーキ」に寝そべってみるよ。
ハチミツとバターを一緒に食べれば、ほっぺが落ちちゃう!
ロールケーキ、かきごおり、たいやき、ドーナツ、せんべい……
おいしそうな想像は、まだまだ止まりそうにありません。
最後はバナナ。
皮をむいて、ぱくっ!
あれ、バナナっておやつにはいるのかな……?

絵本『あま~いしろくま』の内容と感想
食いしん坊なしろくまの、妄想ユーモア絵本第2作め!
今度はあま~いおやつの中にはいっちゃいますよ。
ほんと『あま~いしろくま』のタイトルどおり、なかに入ったり、挟まれたり、浮かんだり。
前作に続いて、どのおやつにもおいしそうに紛れ込んでいます。
中に入ったしろくまが、もう幸せそうで、こっちまで笑顔になっちゃう。
しかもあいかわらず、白い体が妙にマッチして違和感がないんです。
なぜかまた途中から、ちゃっかり家族も混じっているのもおかしいですね。
さあ、しろくまの妄想の舞台はプリン、ホットケーキ、ロールケーキ。
続いて夏の定番かきごおり、たいやき、ドーナツ。
ちょっと塩っ気にせんべいを挟んでおいて。
アイスクリーム、フルーツポンチ、わたあめ。
キャンディ、クッキー、そしてバナナ……
最後は妄想ではなくて、ママからのしろくまの形をしたお誕生日ケーキで締めくくり!
背表紙にメロンソーダがるのもポイントです。
そんな、ちょっとおバカで愛らしい、食いしん坊の愉快な絵本。
しろくまにつられて、甘いものの食べ過ぎには気をつけてくださいね。
続編・シリーズ作品
【「おいしそうなしろくま」シリーズ】
- おいしそうなしろくま(2017年1月)
- あま~いしろくま(2017年8月)
- おべんとうしろくま(2018年3月)
・食べ物の中に入っちゃえ!食いしん坊の愉快な妄想絵本『おいしそうなしろくま』

あま~い誘惑にご用心
ぼくたちは、何度敗北してきたんだろうか……
「ダイエットは明日から」
そう言って、どれくらいの月日がたったのだろう……
止められない間食。
逃げられないおやつの誘惑。
だってスイーツは別腹なんだもの……
しろくまが中に入ってみたくなる気持ちだってわかりますよね。
もうね、毎日精一杯生きていると疲れるんですよ。
疲れたら甘いものが食べたくなる。
甘いものを食べたら塩気が欲しくなる。
塩気の次はやっぱり甘いものが食べたくなる。
終わらないループ……
もうこれは仕方のないことなのかもしれない。
僕のお腹がポヨポヨなのも、仕方がないことなのかもしれない
でもね、いいじゃない!
たった1度の人生だもの!
好きなことを我慢するなんておかしいよね。
自分にうそをつく必要なんてないんだから。
なんて、自分を甘やかしてバカなことばかり言ってるとさ。
ぼくみたいな白くまボディーが出来あがりますのでご注意ください。
以上、おやつの中に入っちゃえ!食いしん坊のユーモア絵本の第2弾『あま〜いしろくま』のご紹介でした。
おしまい。
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