絵本さんぽ

〜絵本ソムリエのおすすめ絵本紹介〜

飛行機が飛びだした!?赤ちゃん向けのシンプルな仕掛け絵本『そらののりものえほん』

絵本「そらののりものえほん」の表紙

出典:いしかわ こうじ『そらののりものえほん』/童心社

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『そらののりものえほん』のご紹介です。

赤ちゃん向けのかわいい仕掛け絵本。
次々と、空の乗り物が登場します。

そして「めくりしかけ」をめくると……
まるでほんとうに動いているみたい!

躍動感たっぷりの乗り物たちが飛びだします!
ページをめくるのが楽しくなる1冊です。

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絵本『そらののりものえほん』の情報

著者:いしかわ こうじ/作
出版社:童心社
出版年:2012年11月
ページ数:27ページ
おすすめ対象年齢:1歳2歳
読み聞かせ:0歳から

『そらののりものえほん』のあらすじ

じぇっときが「ごぉー」と、滑走路から飛び立ちます。
青空のなか、遠い国へ飛んでいくよ。

ぷろぺらきが「ぶるん ぶるん」とプロペラをまわして飛んでいく。

「ふわーり ふわり」
ききゅうが風に吹かれて飛んでいくよ。

ろーぷうぇい「する する……」
へりこぷたー「ばた ばた ばた……」

ひこうせんが「ふわふわ ふわふわ」ゆっくり飛んで。
すいじょうひこうきが「ぶぃーん」と水上から飛び立つよ。

そして最後はろけっと
「どどーん」と、空高くへぐんぐん飛んでいくよ。

空の乗り物がいっぱいだね!

Sora norimonoehon 1出典:いしかわ こうじ『そらののりものえほん』/童心社

絵本『そらののりものえほん』の内容と感想

いろんな空の乗り物が大集合!

なじみのある乗り物から、ちょっとめずらしい乗り物まで。
たくさんの空の乗り物が次々登場しては空に飛びだします。

「ぶるん ぶるん」
「ばた ばた ばた……」

それぞれの乗り物にあったリズミカルな擬音も心地いい。
赤ちゃんでも楽しめるシンプルな内容の絵本です。

そして何といっても「めくりしかけ」が楽しい!
ページをめくると、まるで乗り物が動きだすかのような躍動感です。

その単純な仕掛けがひとつで大空のなかを飛び立っていくような臨場感を味わえますよ!

さらに、登場した乗り物がミニチュアのように並んでいくのもポイント。
ちょっとした図鑑みたいで、名前を覚えるのにもぴったりですね。

それから、よーく見てください。
背景の青空は、乗り物によって少しずつ違うんです。

遊び心がつまった、飛びだしたくなるような1冊。
ページをめくる手が止まらなくなりますよ。

飛行機や空の乗り物に興味を持ちはじめたら読んであげたいですね。

続編・シリーズ作品
【「のりものしかけえほん」シリーズ】

  1. りくの のりものえほん(2012年11月)
  2. そらの のりものえほん(2012年11月)
  3. はたらくのりものえほん(2014年2月)
  4. うみののりものえほん(2016年6月)
絵本「そらののりものえほん」の中身その2出典:いしかわ こうじ『そらののりものえほん』/童心社

そらののりものってスゴイ!

飛行機にヘリコプター、ロケット。
空を飛ぶ乗り物と、ひとくちに言ってもたくさんありますね。

だけど改めて考えてみるとすごい!
あんなに大きなものが空を飛ぶんだから。

そして何より、つくった人もすごいですよね。
きっとはじめは、まわりの人たちから否定されたはず。

「あんなもの飛ぶはずがない」
「なにバカなこと言ってるんだか」

そうやって心ない言葉を投げかけられたんじゃないのかな。
それでも諦めなかったから完成させることができた。

もしも自分の子どもが同じように大きな夢を抱いたときにはさ。
それを応援してあげられる親でありたいな。

「現実をみろ」なんて、さみしいこと言いたくないもん。

親として、子どもに幸せになってほしい気持ちはわかるんだけどね。
何が幸せかは決めるのは親の役目ではないんだから。

できるかどうかなんて、やってみないとわからない。
仮に、うまくいかなくたって得られたものはたくさんあるはず。

大事なのは「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」

それにさ、案外やってみれば何だってできるんじゃないかな。
あんなに大きくて重い鉄の塊だって空を飛ぶんぐらいなんだから。

以上、飛行機が動きだす!? 赤ちゃん向けのシンプルな仕掛け絵本『そらののりものえほん』のご紹介でした。

おしまい。

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