出典:アヌック・ボワロベール,ルイ・リゴー『オセアノ号、海へ!』/アノニマ・スタジオ
みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『オセアノ号、海へ!』のご紹介です。
海をテーマにした迫力満点の仕掛け絵本。
真っ赤なオセアノ号が世界の海を大航海します。
海の上だけじゃなく、海の中にもポップアップの楽しい仕掛けがいっぱい!
ページをめくるたびに雄大な大海原が飛びだしてきますよ。
絵本『オセアノ号、海へ!』の情報
著者:アヌック・ボワロベール、ルイ・リゴー/作 松田 素子/訳
出版社:アノニマ・スタジオ
出版年:2013年6月
ページ数:12ページ
対象年齢:3歳から
『オセアノ号、海へ!』のあらすじ
三角の旗に真っ赤な船体のオセアノ号。
たくさんの船に見送られて、世界を巡る航海に旅立ちます
さあ、出発!
あたりは見渡すかぎりの青い海。
まずはクジラの親子がお出迎えです。
お次は北極。
氷山の浮かんだ、しーんと冷たい海。
船長が潜水艦に乗って探検しているよ。
海の中はシャチやアザラシ、白クマに小さな魚たちでいっぱい。
海はいろんな命であふれています。
おっと、嵐が来たぞ。
波がうねり、びゅううびゅううと風が吹いている。
だけど海の中は静かだね。
海の底には幽霊船みたいな沈没した船がしずんでいるよ。
そろそろオセアノ号の旅もおしまいです。
みんな海に潜って色とりどりのサンゴや魚たちとダイビング。
ああ、海はほんとにすばらしい!
出典:アヌック・ボワロベール,ルイ・リゴー『オセアノ号、海へ!』/アノニマ・スタジオ
絵本『オセアノ号、海へ!』の内容と感想
海の素晴らしさや雄大さ。
自然の尊さを迫力満点の仕掛けで表現した楽しい1冊です。
縦長のレイアウトになっていて、上の3割ほどが海の上。
絵本の下7割ほどが海の中の様子を描いています。
ページをめくるたびに海の上に下にとポップアップが盛りだくさん。
青い海、氷の海や嵐の海、いろんな表情の「海」をみせてくれます。
「だけど海の中はどうなっているのかな?」
そんな子どもたちの好奇心を満たしてくれる、つくり込まれた仕掛けがいっぱいです。
世界8カ国で翻訳されている人気作。
ページをめくるたびにワクワクが止まりません!
みているだけで楽しい気持ちになれる飛び出す絵本です。
続編・シリーズ作品
・ナマケモノのいる森で(2012年2月)
海へ!
海って不思議なものですよね。
雨がふったり風が吹いたりで海面は波があっても、いざ海の中に潜ると何事もなかったように穏やかで。
絵本のように海の上と下を分ける仕切りでもあるような。
ぼくは以前、スキューバダイビングを趣味にしていました。
海に潜るたびに、まるで別世界に迷いこんだようなあの不思議な感じが好きだったんですよね。
海の中は心地のよい浮遊感に、水の中独特の音の聞こえ方。
海は青から藍、更に深みをましてだんだん暗くなっていく。
どこまでも自由で開放感のある感覚がたまりません!
また潜りに行きたいなとは思うんですけど。
結婚して子どもができて、海に行く時間もなかなかとれないんですよね。
お金だってかかりますしね。
ここ最近は子どもが生まれたりと、なんだかんだで家族旅行にも行けてませんし。
娘も今年の夏で2歳になるんで、そろそろ海でも行こうかな。
浮き輪でぷかぷかと何も考えずにボ〜っとしないなあ。
たまには海でのんびりとしたいな〜。
まあ結局、子守があるからゆっくりなんてできないんですけどね……
以上、海の中には仕掛けが満載! 世界を旅する飛び出す絵本『オセアノ号、海へ!』のご紹介でした。
おしまい。
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