絵本さんぽ

〜絵本ソムリエのおすすめ絵本紹介〜

だれのこえ? 荷物といっしょに幸せも届けてくれる絵本『なきごえたくはいびん』

絵本「なきごえたくはいびん」の表紙

出典:江頭 路子『なきごえたくはいびん』/白泉社

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『なきごえたくはいびん』のご紹介です。

ママやパパから人気の絵本『なきごえバス』の姉妹編。
はるちゃんのなきごえたくはいびんが、みんなの荷物を届けていきます。

そして最後のお届け先は……

荷物だけでなく、幸せもいっしょに届けてくれるような絵本。
読み聞かせにもぴったりな魅力いっぱいの1冊です。

絵本『なきごえたくはいびん』の情報

著者:江頭 路子/作
出版社:白泉社
出版年:2017年12月
ページ数:24ページ
おすすめ対象年齢:1歳2歳
読み聞かせ:1歳から

『なきごえたくはいびん』のあらすじ

はるちゃんと、こぶたちゃんが荷物を積み込んでいきます。
「じゅんび かんりょう!」

はるちゃんのなきごえたくはいびんが、みんなの荷物をお届けします。
「しゅっぱーつ!」

まずは小さいお家につきました。
「ぴんぽーん」お届けものでーす。

「ちゅー ちゅー いま いきまーす」
だれの声?

顔をだしたのは、ねずみさん。
美味しそうなチーズ、はいどうぞ!

次のお届け先は、のっぽのお家。
「ぴんぽーん」お届けものでーす。

「ちゅん ちゅん いま いきまーす」
だれの声?

飛びだしてきたのは、すずめさん。
おにぎり沢山、はいどうぞ!

緑いっぱいの木のお家「うききー」
水辺のお家「けろけろ」

はるちゃんのなきごえたくはいびんが、荷物を届けてまわります。
そして次で最後のお家です。

「ぴんぽーん」お届けものでーす。
「はーい いま いきまーす」

だれの声?

絵本「なきごえたくはいびん」の中身その1出典:江頭 路子『なきごえたくはいびん』/白泉社

絵本『なきごえたくはいびん』の内容と感想

第9回MOE絵本屋さん大賞2016 パパママ賞1位の『なきごえバス』
その人気作の姉妹編にあたる絵本が『なきごえたくはいびん』です!

前作につづき、はるちゃんとこぶたちゃんが主人公。
今回は2人で、みんなお荷物を届けてまわりますよ。

お届け先のお家には、荷物の到着を楽しみにしている動物たち。

「だれの こえ?」
前作同様に、なきごえで当てっこクイズが楽しめるのもみどころです。

さらに江頭路子さんらしい、水彩で描かれた透明感のあるイラストもすてき!

どの動物たちも生き生きとした表情で描かれています。
とくに、こぶたちゃんが可愛いすぎます。

それぞれのお家も、いちいち可愛いいんですよね。
ねずみさんのお家なんて、みかけたら絶対ピンポン押しちゃう!

そして最後のお届け先はもちろん……

荷物といっしょに幸せもに届けてくれるような絵本。
魅力がいっぱいあふれた、読み聞かせにもぴったりなの1冊です。

続編・シリーズ作品
なきごえバス(2015年12月)

絵本「なきごえたくはいびん」の中身その2出典:江頭 路子『なきごえたくはいびん』/白泉社

大切な人に届ける思い

とっても可愛い、はるちゃんのなきごえたくはいびん。
動物たちに荷物を届けていきましたよね。

きっと受けとったみんなは嬉しかったでしょうね。

「届ける」というのは「送る人」と「受けとる人」をつなぐ架け橋。
「物」だけでなく、そこに込められた「思い」も一緒に届けていくんです。

大切に大切に、2つの距離をつないでいく。
それは、届けてくれる「誰か」がいることで重なる思い。

もちろん、絵本のはるちゃんみたいに直接届けてもいいですしね。

けっして高価なものじゃなくてもいいんです。
たった、ひとことだけの贈りものだっていいんだから。

「いつもありがとう」
「だいすき」

ちゃんと届けなきゃ伝わらないからね。
恥ずかしがらずに届けてみようよ。

照れくさいなら、はるちゃんにお願いしてみたら?
なきごえたくはいびんが届けてくれるかもよ。

以上、だれのこえ? 荷物といっしょに幸せも届けてくれる絵本『なきごえたくはいびん』のご紹介でした。

おしまい。

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