![gyu 絵本「ぎゅっ」の表紙](https://ehonsanpo.com/wp-content/uploads/2017/06/gyu.jpg)
みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『ぎゅっ』のご紹介です。
いろんな動物たちが「ぎゅっ」っと抱き合う、しあわせが詰まった作品。
みんなの豊かな表情は、みているだけで楽しくなります。
親子のスキンシップにぴったり!
おもわず、大切な人を抱きしめたくなるような1冊です。
絵本『ぎゅっ』の情報
著者:ジェズ・オールバラ/作
出版社:徳間書店
出版年:2000年11月
ページ数:32ページ
対象年齢:1歳から
『ぎゅっ』のあらすじ
子猿のジョジョが森をお散歩していると。
ゾウの親子が「ぎゅっ」
カメレオンの親子も、ヘビの親子も「ぎゅっ」
いろんな動物の親子が「ぎゅっ」っと抱き合っています。
みんなのハグを見ているうちに、だんだんさみしくなってきました……
そんなジョジョをみかねて、ゾウさんが一緒にお散歩してくれることに。
ゾウさんママに乗っかって、お散歩していると。
ライオンの親子が「ぎゅっ」
キリンの親子も「ぎゅっ」
カバの親子もみーんな「ぎゅっ」
幸せそう親子の姿をみているうちに、ママが恋しくなってきたジョジョ。
さみしくなって、とうとう泣き出してしまいます。
まわりの動物も心配して集まってきました。
ジョジョはママと会って「ぎゅっ」て、できるかな……?
![gyu.1 絵本「ぎゅっ」の中身その1](https://ehonsanpo.com/wp-content/uploads/2017/06/gyu.1.jpg)
絵本『ぎゅっ』の内容と感想
ページをめくるたびに、いろんな動物の親子が「ぎゅっ」
読み終わるころには、おもわず大切な人を「ぎゅっ」っと抱きしめたくなるような絵本です。
みどころは何といっても、表情豊かな動物たち!
驚いたり、悲しんだり、心配したり。
ころころ変わる表情は、みていて飽きませんね。
そして「ぎゅっ」としているときの幸せそうな表情!
もうね、絵本をみているだけで、こっちまで幸せな気持ちにさせられます。
でてくる言葉は、ほとんど「ぎゅっ」というセリフのみ。
文章がないので、小さな子どもでも年齢問わず楽しめます。
読み聞かせで「ぎゅっ」にあわせて、子どもを「ぎゅっ」っと抱きしめてあげてください。
親子のスキンシップにもぴったりな1冊。
大切な人へのプレゼントに最適ですよ。
幸せなを分けてもらえるような優しい作品。
おもわず、ぎゅっとしたくなる心あたたまる絵本です。
続編・シリーズ作品
- ぎゅっ(2000年11月)
- たかい たかい(2006年3月)
- やだ!(2007年月4)
![gyu.2 絵本「ぎゅっ」の中身その2](https://ehonsanpo.com/wp-content/uploads/2017/06/gyu.2.jpg)
ぎゅっぎゅっぎゅっ
みんなそれぞれ、いろんな愛情表現の形がありますよね。
言葉で伝える人。
態度でしめす人。
どれが正解、不正解ではなくて。
人によって見た目や性格が違うように、愛情表現も違うだけ。
そのなかでも、ぎゅっと抱きしめられるのは、とって強力。
ふれあう相手のぬくもりを感じることができるから。
そのあたたかさと共に思いが流れ込んでくるような気がするから。
絵本の動物たちのようにさ、幸せな気持ちなれるよね。
「ぎゅっ」っとする方も、される方も、なんだか心が満たされる。
シンプルだけど、すごくパワフルな愛情表現。
だからぼくも、家族に「ぎゅっ」ってしてあげるんだ。
奥さんに、娘に、今日も明日も、毎日だって。
ときどき「やめて」と拒否されることもあるけれど……
めげずに愛情を伝えていこうかな。
以上、親子のスキンシップにぴったり 大切な人を抱きしめたくなる絵本『ぎゅっ』のご紹介でした。
おしまい。
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