![okaasanhane 絵本「おかあさんはね」の表紙](https://ehonsanpo.com/wp-content/uploads/2017/06/okaasanhane.jpg)
みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『おかあさんはね』のご紹介です。
母から子への、伝えたい言葉の贈りもの。
親なら誰しもが思うような願いの数々。
そんな溢れんばかりの愛がつまった1冊。
子どもを持つすべての人が共感できること間違いなし!
わが子のすこやかな成長と幸せを願う思い。
母の愛に満ちた、あたたかい絵本です。
絵本『おかあさんはね』の情報
著者:エイミー・クラウス・ローゼンタール/作 トム・リヒテンヘルド/絵 高橋 久美子/訳
出版社:マイクロマガジン社
出版年:2017年5月
ページ数:34ページ
対象年齢:5歳、6歳、大人
読み聞かせ:5歳から
『おかあさんはね』のあらすじ
母親が大切なわが子を思い、願いを込める。
ときどき風に向かってお願いします。
あなたが泣いたりせずに今日も笑っていられますように。
もっとちょうだいよりも、どうぞって言えるやさしい子になりますように。
そしてときどき空にもお願いします。
あなたがひとりぼっちじゃなく、みんなで力を合わせられますように。
悲しいとき「だいじょうぶだよ」って言ってくれるお友だちがそばにいますように。
子どものすこやかな成長を願い、幸せな未来を願う。
大丈夫、大丈夫、失敗したらもう1度がんばればいい。
むつかしいことも、いつかへっちゃらになるから。
届いてほしい、いつまでも変わらぬ母の愛。
どこにいてもあなたを見守っているよ。
いつまでも、いつまでも……
![okaasanhane.1 絵本「おかあさんはね」の中身その1](https://ehonsanpo.com/wp-content/uploads/2017/06/okaasanhane.1.jpg)
絵本『おかあさんはね』の内容と感想
わが子への願いであふれた母からの、言葉の贈りもの。
子どもに伝えたい、親の思いを代弁してくれているような絵本です。
「いつも笑顔でいてほしい」
「やさしい子に成長してほしい」
そんな、親なら誰もが抱くような切なる願い。
「あなたのことが大好き」
「いつも見守っているよ」
子どもに向けた愛情のこもった、たくさんの言葉。
まるで絵本のなかから愛情があふれでだしてくるようです。
明るく爽やかな色づかいと、やさしいタッチのイラストが内容にもぴったり。
読む人の心を、あたたかい気持ちにさせてくれます。
全米でベストセラーとなり、世界10か国以上で翻訳されている大人気の1冊。
愛する子どもに、毎日でも読み聞かせた上げてほしい。
子どものすこやかな成長と幸せを願う、母の愛に満ちた絵本です。
受賞歴
- 第9回 ようちえん絵本大賞
- 第5回 積文館グループ絵本大賞 第5位
![okaasanhane.2 絵本「おかあさんはね」の中身その2](https://ehonsanpo.com/wp-content/uploads/2017/06/okaasanhane.2.jpg)
願いの言葉
みなさんは、子どもにどんなことを願いましたか?
その思いを名前に込めた、なんて人も多いのかもしれませんね。
こんなふうに育ってほしい。
こんな大人に成長してほしい。
きっと親なら誰もが願い、子どもの未来に思いをはせるんじゃないのかな。
絵本のなかのお母さんのように、やさしい気持ちで。
まあ、言いだせばきりがないのかもしれないけどさ。
だけどついついよくばって、いろいろお願いしちゃうよね。
だって幸せになってほしいから。
ぼくの場合は、いたってシンプルなお願い。
ただ笑って過ごしてほしい、ということ。
もちろん楽しいことばかりじゃないだろうけどね。
それでも、人生をめいっぱい楽しんでほしい。
生きることをとことん謳歌してほしい。
自分もまわりも、笑顔にできるような人になってほしいんだ。
笑顔があるということは、そこに「楽しい」や「幸せ」があると思うから。
以上、子どものすこやかな成長と幸せを願う 母の愛に満ちた絵本『おかあさんはね』のご紹介でした。
おしまい。
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