子どもたちから大人気! 電車がでてくるおすすめ絵本10選

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、電車のおすすめ絵本のご紹介です。

子どもたちが大好きな乗り物の絵本。
そのなかでも特に人気なのが、電車がでてくる絵本ですね。

そんな、たくさんある電車の絵本のなかから人気作を中心にピックアップしてみました。
それでは、しゅっぱつしんこう!

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電車の絵本の選び方と読み方

子どもたちの心を掴んではなさない電車の絵本。
ストーリがシンプルなものも多いので、赤ちゃんから読める作品もたくさんあります。

また、リズミカルな擬音もたくさん登場するので、読む方も楽しい気分になれます。
4歳、5歳向けになると物語性もでてくるので、年齢に合わせて選んであげてくださいね。

読み聞かせのポイントとしては、「ガタン ゴトン」といった擬音を効果的に使うこと。
とくに子どもをひざの上に乗せての読み聞かせは、上下にゆらしてあげると大喜びですよ!

電車のおすすめ絵本10選

電車好きな子どもや、電車に興味がでてきた子どもにおすすめの絵本です。
年齢別に10冊を選んでみました。

それでは、乗って楽しい、みて楽しい、読んで楽しい!
電車がでてくる絵本をご紹介します。

絵本選びの参考になればうれしいです。

がたんごとんがたんごとん

対象年齢:0歳から

著者:安西 水丸/作
出版社:福音館書店
出版年:1987年6月
ページ数:20ページ

まず1冊目にご紹介するのは、0歳からおすすめの定番絵本です。

「がたん ごとん がたん ごとん」
汽車の動く音と「のせてくださーい」という掛け声。

その繰り返しが楽しい、シンプルな1冊です。

哺乳ビンやコップ、りんごにバナナといった可愛らしい乗客たち。
みんなをのせて汽車はどこに向かっているのかな?

読み終わっても「もういっかい読んで!」
そうやって何度もせがまれる大人気の電車絵本です。

でんしゃ

対象年齢:0歳から

原題:TRAINS
著者: バイロン・バートン/作 こじま まもる/訳
出版社:金の星社
出版年:1992年5月
ページ数:32ページ

「バートンの のりものえほん」シリーズの1冊。

表紙をめくると書かれている「はじめて であう のりものえほん」
そのキャッチコピーどおり、0歳、1歳から読み聞かせてあげられる内容です。

線路の上を電車が走ります。
野をこえ山をこえ、乗客をいっぱいのせて走ります。

そのシンプルなストーリーと単純な文章が、小さな子どもにぴったり。
カラフルでかわいらしくデフォルメされたイラストも、赤ちゃんの心をとらえますね。

電車に興味を持ちだした子どもに読み聞かせてあげたい絵本です。

はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!

対象年齢:1歳から

著者:くぼ まちこ/作
出版社:アリス館
出版年:2015年1月
ページ数:24ページ

歯みがきが大嫌いな男の子。
そんな、たっくんのもとに「はみがきれっしゃ」がやってきます。

「いっしょに みがこう しゅっ しゅっ しゅっ」
「しゅっぱつ しんこう! しゅっ しゅっ ぽー」

歯みがきしながら、はみがきれっしゃは進みます。
まえのは駅、おくのは駅をとおって、あっというまにツルツルピカピカ!

電車は好きだけど歯みがきが苦手な子どもに読み聞かせてあげたい絵本。

「はみがきれっしゃ、しよーね」
歯みがきが嫌いな子どもも、自分から「あーん」とお口を開いてくれるかも。

パパやママの手助けとなってくれる1冊です。

せんろはつづく

対象年齢:2歳から

著者:竹下文子/作 鈴木まもる/絵
出版社:金の星社
出版年:2003年10月
ページ数:32ページ

何度も登場する「どうする?」のフレーズが楽しい1冊。
子どもたちが、自分で考えて問題を解決しながら線路をつなげていきます。

読み聞かせながら子供と一緒に考えてワクワク。
次はどんな展開になるのか親子で想像して遊べますよ。

最後は電車にのって、シュッポッポー!

問いかけしながら親子で一緒に楽しめる愉快な1冊。
みんなで楽しい、おすすめの問いかけ絵本です。

でんしゃでいこう でんしゃでかえろう

対象年齢:2歳から

著者:間瀬 なおかた/作
出版社:ひさかたチャイルド
出版年:2002年1月
ページ数:24ページ

5冊目のご紹介は、前からも後ろからも読める、楽しい仕掛けのある電車絵本です。
やまの駅から発車した二両編成の小さな電車は、うみの駅へ向かって出発します。

「ドデン ドドン」
やまの村をとおって、電車はどかな風景を走っていく。

そして、うみの駅に到着したら、今度は後ろから読んで、やまの駅に帰ります。

いくつも登場するトンネルは、アーチ型に切り抜かれた穴あきページ。
そしてそのトンネルを抜けるたびに景色が変わっていくのも楽しいポイント。

ワクワクする仕掛けがいっぱいの1冊。
乗客と一緒になって、電車の旅を満喫できるような絵本です。

でんしゃにのって

対象年齢:2歳から

著者:とよた かずひこ/作
出版社:アリス館
出版年:1997年6月
ページ数:36ページ

「うららちゃんののりものえほん」シリーズ第1弾。
小さな女の子のが電車にのって、おばあちゃんのところへ向かいます。

「おじゃましますよ」
駅にとまるたびにと乗り込んでくるいろんな動物たち。

駅名は「わにだ」「くまだ」「ぞうだ」
電車にのってくる動物の名前がそのままなのも楽しいですね。

ひとりでお出かけするドキドキ感。
そして、そんな幼い女の子をを気づかう親切な動物たち。

読むとやさしい気持ちになれる1冊。
シンプルなストーリーのお出かけ絵本です。

ペンギンきょうだい れっしゃのたび

対象年齢:3歳から

著者:工藤 ノリコ /作
出版社:ブロンズ新社
出版年:2007年5月
ページ数:32ページ

「ペンギンきょうだい」シリーズ第1弾。

仲よし3兄弟のおねえちゃん、ペンちゃん、ギンちゃん。
れっしゃに乗って、3人だけで、おじいちゃんとおばあちゃんのおうちに遊びにいきます。

子どもたちだけでのれっしゃの旅はドキドキ、ワクワク!
みているこっちまで、なんだかハラハラしちゃいます。

そして丹念に描きこまれた風景や小物もすてき!
登場人物たちにそれぞれストーリーを感じられるのもポイントです。

じっくりと繰り返し読みたくなる楽しい絵本です。

でんしゃはうたう

対象年齢:3歳から

著者: 三宮 麻由子/作  みねおみつ/絵
出版社:福音館書店
出版年:2009年4月
ページ数:24ページ

電車のはしる音をリズミカルに表現した1冊です。

絵本に出てくる文字は、駅員さんのセリフと電車が動く擬音のみ。
単純に「ガタン ゴトン」で済ましてしまわないのが、この作品の特徴的なところ。

「たたっ つつっつつ たたっ つつっつつ どどん」
「ごどん どどっどど ででん だだっだだ だだん」

軽快に走っているとき、踏切を越えるとき、鉄橋を渡るとき。
それぞれ電車がはしる音をユーモラスに描いています。

その楽し気なリズムは、まるで電車がお歌をうたっているみたい!

次々と移りかわる、写実的に描かれた車窓風景もすてきな絵本。
電車と線路が奏でる歌に、耳をすませたくなりますよ。

いたずらきかんしゃちゅうちゅう

対象年齢:4歳から

原題:CHOO CHOO
著者:バージニア・リー・バートン/作 村岡 花子/訳
出版社:福音館書店
出版年:1961年8月
ページ数:45ページ

お騒がせ機関車「ちゅうちゅう」による迫力満点の暴走劇。
全編モノクロで描かれながらも、疾走感あふれる1冊です。

「自分ひとりで何でもできる」
「もっと自分に注目してほしい」

そんな、ちゅうちゅうに、子どもたちは共感することでしょう。
結局、最後はどうしようもなくなって、困ったところを助けられるのも子どもらしい。

子どもたちが大好きな、電車絵本の定番作品。
世界中で愛されるロングセラー絵本です。

きかんしゃやえもん

対象年齢:4歳から

著者:阿川 弘之/作 岡部 冬彦/絵
出版社:岩波書店
出版年:1959年12月
ページ数:47ページ

最後のご紹介となる10冊目は、擬人化された列車たちのお話です。
さながら和製「きかんしゃトーマス」といったところですね。

50年以上前に出版された絵本だけに、時代を感じさせる昭和のにおいがする1冊。
だけど古臭さは感じない、長く愛されている電車絵本です。

「~しゃあ」や「ぷっすん」「けっとん」
ちょっと変わった特徴ある言いまわしは、ついマネしたくなりますよ。

小学校の国語の教科書にも載った名作絵本です。

おわりに

電車が出てくるおすすめ絵本を10冊ご紹介しました。
電車好きな子も、そうじゃない子も楽しめる絵本ばかりですよ。

年齢別にご紹介していますので、子どもの発達段階に合わせて選んであげてくださいね。
気になる1冊があったら、ぜひ、読んであげてください!

以上、子どもたちから大人気! 電車がでてくるおすすめ絵本10選のご紹介でした。

おしまい。

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