出典:江頭 路子『おたんじょうケーキをつくりましょ』/教育画劇
みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『おたんじょうケーキをつくりましょ』のご紹介です。
双子の兄妹、キキとモモはお誕生日。
お友だちの動物と一緒に、自分たちのおたんじょうケーキをつくります。
かわいらしいケーキづくりの様子に、心が癒やされる1冊。
さらに巻末にはうれしいおまけ付き!
かわいいイラストで描かれたケーキのレシピも載っていますよ。
読んで楽しい、つくって楽しい、おいしい絵本です。
もくじ
絵本『おたんじょうケーキをつくりましょ』の情報
出版社:教育画劇
出版年:2017年10月
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:4歳〜6歳
読み聞かせ:3歳から
『おたんじょうケーキをつくりましょ』のあらすじ
男の子のキキと、女の子のモモは双子の兄妹。
今日はふたりの誕生日です。
お友だちの動物たちがパーティーの準備をしてくれています。
「ようし、モモ。ぼくたち みんなで おたんじょうびの ケーキを つくろう!」
キキの提案で、自分たちでおたんじょうケーキをつくることに。
まずはスーパーに材料を買いに行こう!
必要なのは卵、牛乳、バターに生クリーム、小麦粉、いちご。
どこかなぁ?
みつかったかな?
お買いものが終わったら、エプロンつけて手を洗って。
「じゅんび おっけー。さあ、つくろう」
材料をミキサーで混ぜましょう。
型に入れたらでオーブンで焼いたら、いいにおーい!
今のうちに、ふわふわふわーんなホイップクリームを準備して。
みんな味見に夢中だね。
あれれ……
なんだか焦げくさいにおいが……
さて、おたんじょうケーキは上手くつくれたかな?
絵本『おたんじょうケーキをつくりましょ』の内容と感想
今日は双子の兄妹、キキとモモのお誕生日。
動物たちと一緒におたんじょうケーキをつくります。
なんてったって誕生日!
ケーキがないとはじまりませんよね。
買い出しか飾り付けまで。
子どもたちだけでのケーキづくりの奮闘を描いたお話です。
お買いものはワイワイと、まるでちょっとした遠足みたい。
みんなで並んでのお出かけは、ほんとに楽しそうですね。
スーパーの店内は、いろんな商品があって目移りしちゃう。
お目当ての材料を絵さがし感覚で楽しめるのも、うれしいポイント。
全部みつけられるかな?
そして本題のケーキづくり!
つまみぐいって、おいしいもんね……
ちょっと失敗もあったけど、みんなで協力しておいしそうにできたよね。
終わりよければすべてよし!
ちゃんとおたんじょうケーキができてよかった。
おまけに、巻末にはうれしいレシピ付き!
実際におたんじょうケーキのつくり方が載っていますよ。
読み聞かせたあとには「ケーキつくりたい!」って言われちゃうかも。
まあ、そのときはぜひ一緒につくってあげてくださいね。
おたんじょうケーキをつくりましょ
年に1度のお誕生日。
ちょっとぐらいわがまま言っても許される日。
お誕生日は祝われるのが当たり前。
もちろん、お誕生日ケーキはもらうもの。
だけどさ、そもそも誕生日って祝ってもらうだけじゃないんですよね。
「生んでくれてありがとう」
そうやって親に感謝する日でもあるんだから。
自分の誕生日にさ、親に手づくりケーキをプレゼントしてみてもおもしろいかも。
いっそ、一緒につくっちゃうのもありなのかな。
絵本の巻末のおまけにレシピも載っていることだしね!
まあ、手づくりケーキは大げさにしてもさ。
感謝の気持ちを伝えるのって大事なことだよ。
「パパ、ママ、おおききしてくれて ありがとう!」
キキとモモみたいに、きちんと言葉にして伝えなきゃね。
恥ずかしくて普段はなかなか言えないから。
年に1度の誕生日くらいは、素直になれるんじゃないのかな。
以上、おいしいおまけ付き! 読んで楽しい、つくって楽しい絵本『おたんじょうケーキをつくりましょ』のご紹介でした。
おしまい。
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