みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『おかあさんはね』のご紹介です。
母から子への、伝えたい言葉の贈りもの。
親なら誰しもが思うような願いの数々。
そんな溢れんばかりの愛がつまった1冊。
子どもを持つすべての人が共感できること間違いなし!
わが子のすこやかな成長と幸せを願う思い。
母の愛に満ちた、あたたかい絵本です。
絵本『おかあさんはね』の情報
著者:エイミー・クラウス・ローゼンタール/作 トム・リヒテンヘルド/絵 高橋 久美子/訳
出版社:マイクロマガジン社
出版年:2017年5月
ページ数:34ページ
対象年齢:5歳、6歳、大人
読み聞かせ:5歳から
『おかあさんはね』のあらすじ
母親が大切なわが子を思い、願いを込める。
ときどき風に向かってお願いします。
あなたが泣いたりせずに今日も笑っていられますように。
もっとちょうだいよりも、どうぞって言えるやさしい子になりますように。
そしてときどき空にもお願いします。
あなたがひとりぼっちじゃなく、みんなで力を合わせられますように。
悲しいとき「だいじょうぶだよ」って言ってくれるお友だちがそばにいますように。
子どものすこやかな成長を願い、幸せな未来を願う。
大丈夫、大丈夫、失敗したらもう1度がんばればいい。
むつかしいことも、いつかへっちゃらになるから。
届いてほしい、いつまでも変わらぬ母の愛。
どこにいてもあなたを見守っているよ。
いつまでも、いつまでも……
絵本『おかあさんはね』の内容と感想
わが子への願いであふれた母からの、言葉の贈りもの。
子どもに伝えたい、親の思いを代弁してくれているような絵本です。
「いつも笑顔でいてほしい」
「やさしい子に成長してほしい」
そんな、親なら誰もが抱くような切なる願い。
「あなたのことが大好き」
「いつも見守っているよ」
子どもに向けた愛情のこもった、たくさんの言葉。
まるで絵本のなかから愛情があふれでだしてくるようです。
明るく爽やかな色づかいと、やさしいタッチのイラストが内容にもぴったり。
読む人の心を、あたたかい気持ちにさせてくれます。
全米でベストセラーとなり、世界10か国以上で翻訳されている大人気の1冊。
愛する子どもに、毎日でも読み聞かせた上げてほしい。
子どものすこやかな成長と幸せを願う、母の愛に満ちた絵本です。
受賞歴
- 第9回 ようちえん絵本大賞
- 第5回 積文館グループ絵本大賞 第5位
願いの言葉
みなさんは、子どもにどんなことを願いましたか?
その思いを名前に込めた、なんて人も多いのかもしれませんね。
こんなふうに育ってほしい。
こんな大人に成長してほしい。
きっと親なら誰もが願い、子どもの未来に思いをはせるんじゃないのかな。
絵本のなかのお母さんのように、やさしい気持ちで。
まあ、言いだせばきりがないのかもしれないけどさ。
だけどついついよくばって、いろいろお願いしちゃうよね。
だって幸せになってほしいから。
ぼくの場合は、いたってシンプルなお願い。
ただ笑って過ごしてほしい、ということ。
もちろん楽しいことばかりじゃないだろうけどね。
それでも、人生をめいっぱい楽しんでほしい。
生きることをとことん謳歌してほしい。
自分もまわりも、笑顔にできるような人になってほしいんだ。
笑顔があるということは、そこに「楽しい」や「幸せ」があると思うから。
以上、子どものすこやかな成長と幸せを願う 母の愛に満ちた絵本『おかあさんはね』のご紹介でした。
おしまい。
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