全身で「大好き」を味わいたい!楽しい妄想絵本の第3弾『おべんとうしろくま』

出典:柴田 ケイコ『おべんとうしろくま』/PHP研究所

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『おべんとうしろくま』のご紹介です。

食いしん坊なしろくまによる愉快な妄想絵本の第3弾!
今回のテーマは「おべんとう」です。

「なかに はいってみたら どんな かんじかな?」
またまた、しろくまくんがおべんとうに飛び込んで全身で美味しさを堪能しちゃいますよ。

想像力をかきたてるユーモアたっぷりの1冊。
ぜひ、おバカなしろくまに癒やされてください!

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絵本『おべんとうしろくま』の情報

著者:柴田 ケイコ/作・絵
出版社:PHP研究所
出版年:2018年3月
ページ数:32ページ
おすすめ対象年齢:4歳5歳大人
読み聞かせ:4歳から

『おべんとうしろくま』のあらすじ

おべんとうがだ〜い好きなしろくま。
みんなから「くいしんぼうのしろくま」と呼ばれています。

ある日、しろくまは思いました。

「だいすきな おべんとうの なかに はいってみたら どんな かんじかな?」
もう想像しただけでヨダレがでちゃう……

さあさあ今回も、しろくまの幸せな想像がはじまります。

まずは、ぎゅっぎゅっとにぎった「おにぎり」の中!
梅干しみたいにちょこんと入って、しろくまおにぎり。

お次は、「ウインナーべんとう」に入ってみるよ。
タコにウサギにチューリップ、定番だけど、いろんな形が楽しめるね。

みんなはどの形のウインナーが好き?

のりまき、そぼろべんとう、オムライス、ミートボール……
夢のようなボリューム満点のハンバーガーに、家族そろって運動会のおべんとう!

ちょっぴりおバカな想像はとどまることを知りません。

「ぐう〜」
あ〜、想像するのは楽しいけど、お腹がペコペコになっちゃった……

さて、今日のお昼ごはんは何かな?

出典:柴田 ケイコ『おべんとうしろくま』/PHP研究所

絵本『おべんとうしろくま』の内容と感想

食いしん坊のしろくまが食べものの中に入っちゃう!
大人気「おいしそうなしろくま」シリーズ第3弾です。

今回は大好きな「おべんとう」の中に入ってみたら……
そんな想像が繰りひろげられるユーモアたっぷりの1冊ですよ。

しろくまが、たこさんウィンナーの真似をしてみたり!
のりべんに頭から突っ込んでみたり!
さんまにすっぽりとくわえられてみたり!

シリーズを通して、なぜだか妙に食べものとの一体感が感じられるのがおかしいですね。
どのページを開いても、かわいいしろくまの姿が見どころです。

個人的にはシリーズのなかで一番しろくまの気持ちがわかるかも!
だって、おべんとうって本当においしいんだもの!

さすがに「入ってみたい!」とは思わないけれどね……
「埋もれていたい!」くらいなら思わないでもないかなあ。

いつのまにやら、しろくまだけでなく家族が混ざっているのもお約束。
やっぱりみんなで食べたほうがおいしいもんね!

大好きなものを全身で味わう!
そんな自由で自分に正直なしろくまが素敵です!!

おいしそうなおべんとうと、しろくまのとぼけた表情に癒される。
子どもと一緒に大人も楽しめる愉快な1冊です。

続編・シリーズ作品
【「おいしそうなしろくま」シリーズ】

  1. おいしそうなしろくま(2017年1月)
  2. あま~いしろくま(2017年8月)
  3. おべんとうしろくま(2018年4月)
出典:柴田 ケイコ『おべんとうしろくま』/PHP研究所

おべんとうは美味しい!

みなさんはどんなお弁当が好きですか?

絵本の中ではたくさんのお弁当が登場しましたね。
そぼろ弁当、のり弁、サンドイッチ。

なかには冷やし中華弁当なんて、ちょっと変わったお弁当もあったけど……
もう、ほんとどれも美味しそう!

ぼく含め、うちの家族はみんなお弁当が大好きなんです。
あー、お弁当ってどうしてあんなに美味しいんだろうか。

同じものを食べてるはずなのにね。
お弁当にしただけで、いつもより何倍もおいしく感じるから不思議です。

しかも「お弁当」って響きにワクワクしちゃうのはぼくだけでしょうか?

何を入れようか考えるのも楽しいし。
結局、つくりすぎてお弁当箱に入りきらないんだけど、それでいい。

そんな〜を含めてお弁当の醍醐味なんです。
つくって楽しい! 食べておいしい!

いつもと違う環境で食べるから、みんなで食べるから。
つくってくれた人の思いがこもっているから。

理由は色々あるかも知れないけどさ。
要はね、お弁当は美味しいってこと!

そりゃあもう、しろくまが中に入りたくなっちゃうくらいにね。

以上、全身で「大好き」を味わいたい!楽しい妄想絵本の第3弾『おべんとうしろくま』のご紹介でした。

おしまい。

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