家族の絆を感じる ほのぼの夏絵本『ねずみのかいすいよく』

出典:山下 明生,いわむら かずお『ねずみのかいすいよく』/ひさかたチャイルド

みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。

今日は、絵本『ねずみのかいすいよく』のご紹介です。

7つ子ねずみシリーズの第2弾。
今回は夏がテーマの1冊。

家族そろって海水浴にお出かけですよ!

微笑ましくもあたたかい。
家族の絆が感じられる素敵な作品です。

さあ、ねずみと家族たちと夏の海へレッツゴー!

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絵本『ねずみのかいすいよく』の情報

著者:山下 明生/作 いわむら かずお/絵
出版社:ひさかたチャイルド
出版年:1983年6月
ページ数:40ページ
対象年齢:4歳から

『ねずみのかいすいよく』のあらすじ

ねずみの7つ子たちは、夏休みがはじまります。
明日は家族みんなで海に行くことになりました。

溺れないように浮き輪を7つ作ります。
それからひもを付けたら準備は万端。

さぁ、朝が来ました。
お弁当持って、電車に乗って、海へ出発!

到着すると海水浴場は超満員。
静かなところを探して移動します。

崖の下にちょうどいい、ちっちゃな入江をみつけました。
水着に着替えたら、海へはいろう!

泳いだり、魚釣りしたり、サーフィンしたり。
みんな思い思いに海を楽しんでいるみたい。

そろそろお弁当の時間です。
ご飯がすんだらお昼寝しましょう。

海辺でお昼寝していたお父さん。
なんと潮が満ちて、沖に取り残されてしまいました。

お父さんは泳げないのに……
よし、みんなで力を合わせてお父さんを助けよう!

出典:山下 明生,いわむら かずお『ねずみのかいすいよく』/ひさかたチャイルド

絵本『ねずみのかいすいよく』の内容と感想

7つ子ねずみシリーズの第2弾。
今回は家族そろって海水浴にお出かけします。

夏といえばやっぱり海!
7つ子ねずみのみんなも嬉しそう。

ワイワイ遊んでいるようすは、みているこっちまで楽しくなります。
それに砂浜でのお昼寝は、ほんと気持ちがよさそうですね。

だけど小さな子どもが多いと、パパとママはもう大変……
歳の離れた兄弟なら、上の子が面倒をみたりしてくれるんですけどね。

ほら、7つ子だから……
自分に置き換えて想像したら……もうゾッとしますよ……

7つ子といってもみんなバラバラなんですよね。
それぞれ個性があって、性格もやりたいことも違います。

だけど何かあれば一致団結して行動できるのは、さすがだなあという感じ。
あたたかい家族の絆を感じさせてくれます。

変えるころにはみんなクタクタ。
並んで寝ている姿の微笑ましいですね。

14ひきシリーズでも有名な、いわむら かずおさんがイラストを担当。
シリーズ累計100万部を超えるロングセラーシリーズ。

思わず海水浴に行きたくなるような絵本です。

受賞歴
・全国学校図書館協議会選定図書

続編・シリーズ作品
【「7つごねずみ」シリーズ】

  1. ねずみのでんしゃ(1982年10月)
  2. ねずみのかいすいよく(1983年6月)
  3. ねずみのいもほり(1984年8月)
  4. ねずみのさかなつり(1986年1月)
出典:山下 明生,いわむら かずお『ねずみのかいすいよく』/ひさかたチャイルド

海水浴に行きたいぞ!

春夏秋冬、四季あれど、夏の解放感と高揚感は断トツ!
そしてその夏を象徴するものといえば海!ってなもんですよね。

だけど夏の海水浴場って何であんなに人が多いいんでしょうかね……
まあ、夏は海だ!ってさっき自分で言ったばかりなんで、しょうがないんですけど。

ほんと絵本の海水浴場といっしょで、どこも超満員。

あんまり人混って得意じゃないんですよねえ……
だけど海には行きたいし、家族を海に連れて行ってあげたい!

7つ子ねずみの家族みたいに、穴場スポットがあればいいんですけど。

これだけインターネットが普及しているのに、理想の海水浴場ひとつみつからないなんて。
かといって、そんな情報はみんながみるからすぐに人が集まっちゃうんだけどさ。

どこかに家から近くて、海も砂浜もきれいで、人もあまりいないような穴場の海水浴場はないものか!

まあ、あるわけないよね……
はい、欲張りすぎました、ごめんなさい……

以上、家族の絆を感じる ほのぼの夏絵本『ねずみのかいすいよく』のご紹介でした。

おしまい。

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