みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『ちいさなあなたへ』のご紹介です。
母から娘へ、想いを繋ぐ感動の1冊。
幸福、喜び、不安、痛み、そして子どもへの思い。
母の我が子への愛を、余すことなく描いた珠玉の絵本。
すべてのママに読んでほしい、愛情のたっぷりつまった作品です。
絵本『ちいさなあなたへ』の情報
『ちいさなあなたへ』のあらすじ
ちいさなあなたが、生まれて。
小さな指を数え、その1本1本にキスをした。
はじめて雪が降った日、空へ向けて抱きあげた。
道を渡るとき、あなたはいつも手にしがみついてきた。
そんあ小ささな赤ちゃんも、いつのまにやら大きくなって。
わたしの赤ちゃんは、わたしの子どもになった。
これからきっと、いろんな思いをして、たくさんの経験をしていくでしょう。
「もっと高く、もっと高くとはずみをつけて、めまいがするほど高くまで、自分を試すこともあるだろう」
「悲しい知らせに耳をふさぎたくなる日もあるだろう」
そうして、やがてあなたを見送る日がやってくる。
いつか、あなた自身の背中に、ちいさな重さを背負う日がくるかもしれない。
長い年月の果に、あなたの髪が銀色にかがやく日がやってくる。
そのときには、どうか……
絵本『ちいさなあなたへ』の内容と感想
母親が子どもの生まれた日を懐かしみ、幼かった我が子を愛おしく想う。
そして成長して、これから歩んでいくであろう未来の娘に思いを馳せる。
そんな、母の我が子への愛を余すことなく描いた1冊。
子どもが生まれた幸せ、親でいることの喜び。
不安や心配、寂しさ、つらさ、そして願い。
母であることのすべてがつまった絵本です。
あたたかいイラストが優しく心に沁み込んできます。
男のぼくが読んでも、自然と涙があふれてくるほど。
子を持つ親なら心を揺さぶられること間違いなしですよ!
アメリカで発売されるや、米国中のママさんたちを号泣させた話題作。
NYタイムズやAMAZONの児童書ランキングで、ハリー・ポッターシリーズを押しのけて堂々の第1位に。
日本国内だけでも55万部発行のベストセラー!
出産祝いのプレゼント、母の日の贈りものとしても人気の絵本です。
子育て中のママ、子育てに一段落したママ、そしてこれからママになる人。
すべてのママに読んでほしい、愛情のたっぷりの1冊です。
受賞歴
- 日本図書館協会選定図書
- 第2回 子どもの絵本大賞 in 九州 この本よかっ 特別賞
「ちいさなあなた」を生んでくれたあなたへ
妊娠から出産も含めて、母親になるということは、男のぼくにはできないことで。
サポートを引き受けることはできても、変わってあげることは絶対にできなくて。
つくづく、女の人はすごいなあ、母は強しだなあ、と思うわけでして。
もちろん父親には父親の役割があるんだろうけど。
その身に命を宿すという奇跡を起こせるのは女の人だけだから。
だからこそ、母乳あげるみたいにママにしかできないことは別にしてもさ。
産後のケアも含めて、父親でもできる部分は積極的に育児に参加しないといけないよね。
それにまだまだ、ぼくらの生きる社会では「育児は女の仕事」みたいな価値観が当たり前のようにあったりして。
「イクメン」なんて言葉もあるけど、父親が育児を「手伝う」っていうどこか他人事みたい。
ほんとは当事者意識を持って、一緒に育てるものなのにね。
まあ、うちの場合も働く時間の都合もあって、ついつい押し付けてしまっているのが現状なんだけど……
奥さんにはほんと、ただただ感謝しかないです。
で、そんな中でなんやかんやとありながらも、うちの「ちいさなあなた」はすくすくと元気に成長しております。
いつか娘が大きくなったら、この絵本「ちいさなあなたへ」を贈ってあげようかな。
以上、すべてのママに読んでほしい 母親の想いと愛情のつまった感動の絵本『ちいさなあなたへ』のご紹介でした。
おしまい。
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