みなさん、こんにちは。
絵本ソムリエのニコパパです。
今日は、絵本『ぎゅっ』のご紹介です。
いろんな動物たちが「ぎゅっ」っと抱き合う、しあわせが詰まった作品。
みんなの豊かな表情は、みているだけで楽しくなります。
親子のスキンシップにぴったり!
おもわず、大切な人を抱きしめたくなるような1冊です。
絵本『ぎゅっ』の情報
著者:ジェズ・オールバラ/作
出版社:徳間書店
出版年:2000年11月
ページ数:32ページ
対象年齢:1歳から
『ぎゅっ』のあらすじ
子猿のジョジョが森をお散歩していると。
ゾウの親子が「ぎゅっ」
カメレオンの親子も、ヘビの親子も「ぎゅっ」
いろんな動物の親子が「ぎゅっ」っと抱き合っています。
みんなのハグを見ているうちに、だんだんさみしくなってきました……
そんなジョジョをみかねて、ゾウさんが一緒にお散歩してくれることに。
ゾウさんママに乗っかって、お散歩していると。
ライオンの親子が「ぎゅっ」
キリンの親子も「ぎゅっ」
カバの親子もみーんな「ぎゅっ」
幸せそう親子の姿をみているうちに、ママが恋しくなってきたジョジョ。
さみしくなって、とうとう泣き出してしまいます。
まわりの動物も心配して集まってきました。
ジョジョはママと会って「ぎゅっ」て、できるかな……?
絵本『ぎゅっ』の内容と感想
ページをめくるたびに、いろんな動物の親子が「ぎゅっ」
読み終わるころには、おもわず大切な人を「ぎゅっ」っと抱きしめたくなるような絵本です。
みどころは何といっても、表情豊かな動物たち!
驚いたり、悲しんだり、心配したり。
ころころ変わる表情は、みていて飽きませんね。
そして「ぎゅっ」としているときの幸せそうな表情!
もうね、絵本をみているだけで、こっちまで幸せな気持ちにさせられます。
でてくる言葉は、ほとんど「ぎゅっ」というセリフのみ。
文章がないので、小さな子どもでも年齢問わず楽しめます。
読み聞かせで「ぎゅっ」にあわせて、子どもを「ぎゅっ」っと抱きしめてあげてください。
親子のスキンシップにもぴったりな1冊。
大切な人へのプレゼントに最適ですよ。
幸せなを分けてもらえるような優しい作品。
おもわず、ぎゅっとしたくなる心あたたまる絵本です。
続編・シリーズ作品
- ぎゅっ(2000年11月)
- たかい たかい(2006年3月)
- やだ!(2007年月4)
ぎゅっぎゅっぎゅっ
みんなそれぞれ、いろんな愛情表現の形がありますよね。
言葉で伝える人。
態度でしめす人。
どれが正解、不正解ではなくて。
人によって見た目や性格が違うように、愛情表現も違うだけ。
そのなかでも、ぎゅっと抱きしめられるのは、とって強力。
ふれあう相手のぬくもりを感じることができるから。
そのあたたかさと共に思いが流れ込んでくるような気がするから。
絵本の動物たちのようにさ、幸せな気持ちなれるよね。
「ぎゅっ」っとする方も、される方も、なんだか心が満たされる。
シンプルだけど、すごくパワフルな愛情表現。
だからぼくも、家族に「ぎゅっ」ってしてあげるんだ。
奥さんに、娘に、今日も明日も、毎日だって。
ときどき「やめて」と拒否されることもあるけれど……
めげずに愛情を伝えていこうかな。
以上、親子のスキンシップにぴったり 大切な人を抱きしめたくなる絵本『ぎゅっ』のご紹介でした。
おしまい。
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